写真や画像の人物を動かすことのできる動画生成ツール『Viggle AI』が今SNSで大きな注目を浴びています。そこで、本記事ではViggle AI(ウェブ版)の使い方とそのトレンド加工方法について紹介します。
目次
【簡単】Viggle AIの使い方
以前まではDiscordのベータ版でのみ利用可能だったViggle AIですが、2025年3月現在、無料でウェブ版が公開されており、スマホでも簡単に使えるようになりました。ここでは、最新のウェブ版を用いたViggle AIの使い方をご紹介します。
1ログイン
▲Viggle AIのホーム画面
まず、Googleで「Viggle AI」と検索します。ホームページにアクセスすると、以下2つのオプションが表示されます。
- 【Join The Beta – Web】ウェブサイトのベータ版に参加
- 【Join The Beta – Discord】Discordのベータ版に参加
▲Viggle AIのログイン画面
1. を選択すると、GoogleもしくはEmailアドレスからログインが可能です。「Discordのアカウントを作るのが面倒」という方は、1. の方法を選ぶのがおすすめです。
2動画テンプレートを選択
▲好きなテンプレを選ぶ
Viggle AIにログインすると、陽キャなダンスを踊った様々なAI動画テンプレートが表示されます。テンプレートの中から好きな振付の動画を選択します。
▲陽キャダンスの元ネタ素材
検索欄に好きなアーティストや曲名を入力して、生成したい陽キャダンスの元ネタ素材を探すこともできます。好きな元ネタ素材が見つかったら【Remix】をタップします。
3AIダンスを生成
▲スマホから写真を追加
【Character】と書かれた部分に陽キャダンスを躍らせたい人物やキャラクターが写った写真を1枚アップロードします。
重要:AI動画をキレイに生成したい場合は、なるべく被写体の全身が写った画像をアップロードするようにしましょう。
▲【Generate】をタップ
最後に【Generate(生成)】をタップし、AI動画が生成されるのを待ちます。
4AI動画をダウンロード
▲Viggle AIで生成した陽キャダンス動画
1分ほど経つと、陽キャなAIダンス動画が生成されます。【Download】をタップして、スマホにAI動画を保存します。
陽キャダンスをログインなしで生成する方法
「陽キャダンスを作りたいけど、Viggle AIにログインするのが不安」そんな時は、『YouCam Video』というアプリを使えば、同じクオリティの陽キャダンスがログイン不要で生成できます。
Viggle AIと全く同じように写真から楽しい陽キャダンスが作れるほか、「ハグ動画」や「キス動画」など、さまざまな動きのAI動画を生成できます。また、Viggle AIを合わせて使いたい便利な機能も使うことができます。
【話題】Viggle AIで生成した動画の背景を変える方法
▲Viggle AIの動画の背景を変更した様子
このように、動画の背景を変えるだけでこの上なく陽キャなダンス動画になります。背景をグリーンに設定すると、ミーム動画の素材も簡単に作れるのでTikTokでバズり投稿を作りたい人はぜひ試してみて下さい。
Viggle AIの動画の背景を変更するやり方
- 『YouCam Video』に動画をインポート
- 【背景を削除】を選択して背景を削除
- 【写真】をタップして背景に写真を適用
Viggle AIで人気のAIダンス素材
学年イチの陽キャダンス素材
▲陽キャダンスの元ネタ
陽キャダンス素材は、高校生が教室でキレキレのダンスを踊るTikTok動画が元ネタとなり、広がった素材です。この陽キャダンス素材を画像に適用させるだけで、画像の人物がいきなり学年イチの陽キャに変身します。
楽天ポイントダンス素材
▲楽天ポイントダンスの元ネタ
楽天ポイントダンス素材は、楽天ポイントのCMに登場するパンダのキャラクターの振付をモチーフにしたダンス素材です。このパンダのダンスを国内外のTikTokインフルエンサーが踊ったことで瞬く間にミーム動画として認知され、今ではViggle AIの素材としても使われています。「ラララ楽天ポイント~」という、はたまた陽キャなリズムで楽しいAIダンス動画を作成できます。
ミーム動画の元ネタについて
大きな話題となった「観客を煽る動画」の元ネタは、米ラッパーのリル・ヨッティ(Lil Yachty)さんです。具体的には、2021年8月にシカゴで開催された夏フェス「The Lyrical Lemonade Summer Smash」でステージに登場するリル・ヨッティさんの動画となります。まさかご本人も、約3年後にバズるとは思ってなかったでしょうね。
Viggle AIの危険性は?
重要な注意点:Discord版のViggle AIで作成した動画は、Discord運営者と全てのユーザーに公開されます。そのため、Viggle AIで作成した動画がネット上で悪用される可能性は十分にあり得ます。
安全に利用するためのガイドライン
- ご自身、知り合いなどの画像は、絶対にアップロードしないようにしましょう
- 個人情報が判明する画像や動画を入力しないよう注意しましょう
- AIツールを使う際の鉄則として、個人情報を入力することはやめましょう
- 他の人に見られても問題ない画像のみを使用しましょう
Viggle AIを使うにはDiscordが必要?
2025年3月現在、Viggle AIには新たにウェブ版がリリースされています。これにより、Discordユーザーではない方でもDiscordと同じ性能のViggle AIをウェブ上で使えるようになりました。
ウェブ版はDiscord版と比較しても圧倒的に使い勝手がよく、Googleアカウントさえあれば簡単にログイン可能なため、今後も需要が高まることが予想されます。
Viggle AIのアプリはある?
現在、Viggle AIのアプリ版は存在しません。iPhoneなどスマホ端末でViggle AIにアクセスしたい場合は、ブラウザ版Viggle AIを利用するのがおすすめです。
スマホでの利用方法
- ブラウザ版Viggle AIを利用
- Discordアプリを通じて利用
- どちらの方法でも同様の機能が利用可能
Viggle AIに入れない場合の対処法は?
アクセスしている利用者が多い場合は、Viggle AIに入れないことがあります。サーバーが混雑して入れない場合の対処法をご紹介します。
基本的な対処法
- しばらく時間を空けてからログインする
- ブラウザを再起動してみる
- 別のブラウザで試してみる
それでも解決しない場合
Viggle AIの公式サポートに問い合わせてみましょう。技術的な問題の可能性もあります。
Viggle AIで動画が作成できない時は?
Viggle AIで動画生成中にエラーが発生することがあります。よくある問題と対処法をご紹介します。
よくある問題
Viggle AIでは、1回の動画生成につき2つの画像素材しかアップロードできません。そのため、動画生成中に新たな画像を複数枚アップロードしてしまうとエラー表示が出てくる場合があります。
生成時間について
サーバーの待ち人数にもよりますが、動画の生成には30秒から5分ほど時間がかかるため、辛抱強く待ちましょう。finetune機能を「ON」にした場合は、より時間がかかる場合があります。
まとめ
今回の記事ではAIダンスで話題の『Viggle AI』の使い方についてご紹介しました。
Viggle AIの特徴まとめ
- 画像の人物や動物、アニメキャラなどを簡単に動かして動画にできるAI動画生成ツール
- 現在ベータ版として無料で利用可能
- ウェブ版がリリースされ、Discordアカウントなしでも利用可能
- スマホからでも簡単に操作できる
- 画像を1枚アップロードするだけで簡単に流行りの陽キャダンス動画を作成可能
利用時の注意点
- 個人情報が含まれる画像は使用しないこと
- DiscordやSNS上で動画が公開される可能性があること
- 全身が写った画像を使用すると品質の良い動画が生成されること
- 生成には時間がかかる場合があること
Viggle AIは、画期的なバージョンアップを機に大きな注目を浴びています。一般のユーザーでも楽しく参加できるので、クリエイティブな才能をアピールしたり見たりできるチャンスです。画像を1枚アップロードするだけで簡単に流行りの陽キャダンス動画を作成できるので、みなさんもぜひ試してみて下さい。今後のViggle AIの展開に注目です。