「瞑想とは?初心者でもできる簡単なやり方がある?」
皆さんは、瞑想をしたことがありますか。
瞑想と聞くと難しそうなイメージやスピリチュアルなイメージが強いかもしれませんが、近年では有名な会社の研修にも取り入れられていたりするのです。
瞑想とは、実際にどんなことを、どんなやり方でしているのか、しっかりと知っている人は少ないのではないでしょうか。
本記事では、瞑想の簡単なやり方や、誰でも毎日続けられる簡単な方法、今話題の瞑想方法について解説します。
目次
瞑想とは

まず、瞑想とはどのようななものなのでしょうか。
瞑想は、目を閉じて呼吸を整え、日常のざわついたり、揺れている心を静めます。
そして、自分自身を見つめ直す時間が瞑想です。
スピリチュアルなイメージや修行のようなものを考える人が多いかもしれませんが、実際の瞑想は自分自身を見つめ直したり、呼吸を整えたりすることが重要になります。
ゆっくりとした呼吸の中で、自分の心が今、何を考え、何を感じ取っているのかを考える時間です。
瞑想をすることによって、日々のストレスや焦り、雑念、マイナスな感情などに気づかされます。
日々の中では気づきにくい、自分自身が感じていることなどを知ることは、ストレスの軽減につながるでしょう。
また、瞑想の時間に気づいていなかったストレスや雑念などに気づき、対処していくことで集中力やパフォーマンスをよくしていくことができます。
そのため、最近の企業では、瞑想の時間や場所を提供しているところもあるくらいなのです。
悟りを開くために修行として取り入れられていたという諸説はありますが、今は悟りや修行という意味合いよりも、ストレス軽減、集中力アップなどへの期待が大きくあります。
瞑想とマインドフルネスの違い

瞑想に似ているものとして、マインドフルネスというものがあります。
ここでは、その違いについて説明をします。
| 瞑想 | マインドフルネス | |
| 目的 | 呼吸を整えて、 自分の心の中や頭の中を整理する | 今の自分自身に意識を集中させ、自分の行動を観察する |
| 主なやり方 | 座禅、ヨガなど | 日常的に行う 自分の行動や気持ちに対して行う |
| 時間 | 一定の時間を要する(1分~10分など) | 特定の時間はなく、 いつでもよい |
| 環境や場所 | 静かで落ち着いたところ 人の少ないところ 自然の中 寝る前など | 日常生活の中 研修 学校 病院(心理療法に用いられることもあるため) |
| 効果 | ストレス軽減 集中力と注意力の向上 感情の安定 睡眠が深くなる 痛みのコントロール幸福感や共感力などが向上し、ポジティブになれる | ストレスの軽減 集中力の向上 感情の安定 呼吸数や心拍数、血圧の安定 |
似ている部分は多くありますが、瞑想は基本的に静かな場所や落ち着いた環境の中で、自分自身の心と向き合います。
マインドフルネスは、日常生活の中で、自分自身の行動や意識に対し、集中して観察したり、考えたりすることです。
大きな違いとして、瞑想は特定のテクニックを用いた実践であるのに対し、マインドフルネスは心の状態のことを指します。
瞑想はマインドフルネスを培うための手段の一つであり、両者は相補的な関係にあるのです。
共通点として、どちらも会社の研修や学校、病院などで用いられているということが挙げられます。
瞑想で得られる6つの効果

瞑想には様々な効果がありますが、ここからは、その効果のうち6選をご紹介します。
もしかすると、意外と思われるような効果もあるかもしれません。
最後まで見ていきましょう。
- ストレス軽減
- 集中力と注意力の向上
- 感情の安定
- 睡眠が深くなり、安眠できる
- 痛みのコントロールができる
- 幸福感、共感力、思いやりなど感情が高まる
ストレス軽減
瞑想は、心を落ち着かせ、集中力を高めることで、ストレスに対処しやすくなるため、ストレス軽減に効果的な方法です。
瞑想には、リラックス反応を促進し、不安やネガティブな思考を軽減し、自己認識を向上させ、感情の調節を向上させる効果があります。
ストレス軽減のための瞑想方法はいくつかありますが、マインドフルネス瞑想、サマタヴィパッサナー瞑想、慈悲の瞑想といったものの中から自分に合った瞑想方法を見つけることで、ストレスに対処することができるでしょう。
集中力と注意力の向上
瞑想をすることにより、ストレスの軽減だけでなく、集中力、注意力の向上が期待できます。
瞑想の実践を通して、私たちは心がさまようのを意識的に止め、現在の瞬間に注意を向ける練習をします。
この練習を繰り返すことで、集中力と注意力が鍛えられ、日常生活においても集中力が持続しやすくなるのです。
- 呼吸に集中する:呼吸は、常に私たちと共にあります。呼吸に集中することで、心を落ち着かせ、現在の瞬間に意識を向けることができます。
- マントラを唱える:マントラとは、繰り返し唱える言葉のことです。マントラを唱えることで、心を落ち着かせ、集中力を高めることができます。
- 体の感覚に集中する:体の感覚に集中することで、心がさまようのを防ぎ、現在の瞬間に意識を向けることができます。
瞑想は、集中力と注意力を向上させるのに効果的な方法です。
毎日数分間瞑想するだけでも、集中力と注意力が向上すると言われています。
感情の安定
集中力が向上することにより、感情が安定したり、コントロールをすることが可能になるのも瞑想の効果の一つです。
瞑想は心を穏やかに鎮め、過度の感情の起伏を軽減することができます。
また、自己受容を高めることで、より穏やかで充実した毎日を送ることができるようになります。
睡眠が深くなり、安眠できる
瞑想により寝る前に落ち着いた気持ちになれるので、睡眠が深くなり、安眠できるようになります。
自律神経系が整うことで、より質の高い睡眠を得られるようになるのです。
瞑想が作り出す深いリラックス状態は、睡眠導入に最適であり、熟睡への手助けにもなります。
2015年の研究では、不眠症の患者を対象に8週間の瞑想プログラムを実施した結果、睡眠の質が改善し、日中の眠気が減少したことが報告されています。
2019年の研究では、瞑想が睡眠の質に与える影響を調査したところ、瞑想を行ったグループは、行わないグループよりも睡眠の質が有意に改善したことが示されています。
これらの研究結果からも、瞑想が睡眠に効果的であることがわかります。
睡眠の質を改善したい、安眠したいという方は、瞑想を取り入れてみるのがおすすめです。
痛みのコントロールができる
瞑想は、慢性的な痛みを患っている人々にさまざまなメリットをもたらすことが実証されています。
複数の研究によると、瞑想は痛みの知覚を軽減し、生活の質を向上させるのに役立つことが示されています。
瞑想は、痛みの信号が脳に伝わる経路を変えることで、鎮痛効果を発揮します。
また、ストレスや不安を軽減することで、痛みに対する反応を改善する効果もあります。
瞑想を実践することで、以下のようなメリットが得られる可能性があると言われています。
- 痛みの強度の軽減
- 痛みに対する耐性の向上
- 気分の改善
- 睡眠の質の向上
- ストレスや不安の軽減
慢性的な痛みを患っている方は、瞑想を取り入れることで、痛みをコントロールし、生活の質を向上させることができるかもしれません。
幸福感、共感力、思いやりなど感情が高まる
精神面では、瞑想を通して自分自身を見つめ直すことで、幸福感、共感力、思いやりなどの感情が向上し、ポジティブな気持ちになれるとされています。
瞑想を定期的に行う人は、幸福感や満足度が高い傾向にあります。
これは、瞑想によってストレスや不安が軽減され、ポジティブな思考が促進されるためと考えられます。
また、瞑想は、他者の感情や経験に共感する能力を高めます。
これは、瞑想によって自分自身に対する理解が深まり、他者に対しても寛容な気持ちになりやすくなるためと考えられます。
さらに、瞑想は、思いやりの心を育みます。
これは、瞑想によって自分自身や他者に対する慈悲の心が芽生え、他者の幸せを願う気持ちが高まるためと考えられます。
これらのことから、瞑想は、幸福感、共感力、思いやりなど、ポジティブな感情を高める効果があると結論付けられます。
ポジティブな感情を高め、豊かな人生を過ごすために、ぜひ瞑想を取り入れてみてください。
瞑想の正しいやり方とは?1分でできる方法も紹介!

たくさんの効果をもたらす瞑想を、実際にやってみたいと思っている方もいるのではないでしょうか?
ここからは、瞑想のやり方について紹介していきます。
- 静かな場所を選ぶ
- 時間を設定する
- リラックスをした姿勢、体勢を選ぶ
- 目を閉じる
- 呼吸に意識を集中し、ゆっくり呼吸を整える
- 自分自身のことを考える
- 体や心の感覚に意識を向ける
- 自然な呼吸の中、終わりを意識してゆっくり目を開ける
瞑想の基本的なやり方は、このような流れになっています。
静かな場所は屋内でもよいのですが、自然の中や寝る前などリラックスできる場所を選びましょう。
時間は5分~10分程度で始め、回数が多くなったら時間を伸ばしたり、好きな時間を決めます。
リラックスした姿勢や体勢は人によって違いますので、数分間同じ体勢でも支障がないようにしてください。
目を閉じ、呼吸に集中し、整えます。
そして、自分自身のことをゆっくりと考えましょう。
雑念を捨て、素直に自分が今何を思っているのか、考えているのか、心と向き合います。
体に痛みがある人は、その痛みについてもゆっくり考えてみましょう。
目を開けたあともすぐには動かず、ゆっくりと心地よい穏やかな時間を過ごしてください。
瞑想は、最初は5分程度からがよいと考えられていますが、実は1分から始めることもできるのです。
1分瞑想のやり方
- ゆっくりと座る
- 目を閉じる
- ゆっくりと呼吸を2~3回繰り返す
- 目を開ける
1分瞑想をするとき、自分のことを考えるというよりは、落ち着いた時間と呼吸で、頭と心を休ませるようにするとよいでしょう。
1分瞑想は時間も手間もかからないので、すぐに挑戦することができます。
また、瞑想を行う時間は基本的にいつでもいいのですが、1分の場合は眠くない朝、5分以上の場合は日中や寝る前などがおすすめです。
簡単に瞑想をしたい方におすすめのグッズ

瞑想をするとなった時に何かいいグッズはないかな、座ってするなら何か必要ではないの?と思う人もいるかもしれません。
ここからは、あると便利な瞑想グッズについて説明します。
必ずしも必要というわけではなく、瞑想の質をアップさせてくれる便利なグッズです。
- 瞑想クッション
- 瞑想マット
- アロマ
- 瞑想用タイマー
- アイマスク
- ヘッドフォン
- 瞑想アプリ
- 瞑想キャンドル
これらのグッズは、オンラインショップや雑貨店などで購入することができます。
もちろん必ず必要ではないので、まずは色々試してみて、自分に必要な物があった場合は購入を検討してみてください。
瞑想に関するよくある間違い

瞑想をしたいと思い、実際にやってみた方も多いのではないでしょうか。
瞑想自体は手軽に行うことができるものですが、挑戦してみたものの、何か違う?何か間違っている?と感じることがあったと思います。
ここからは、瞑想に関するよくある間違いについて説明しています。
- すぐに効果を期待する
- 長時間やろうとする
- 特定の姿勢にこだわる
- 無理をする
- 環境を整えない
- 呼吸をコントロールしようと意識しすぎる
- 期待しすぎて、完璧を求める
何事にも継続は力なり、と言いますが、すぐに効果が出るとは限りません。
自分自身が慣れてきた時、リラックスできた時に効果が出るのが瞑想です。
また、長時間やろうとしたり、特定の姿勢にこだわったりなど、無理をすることも禁物です。
せっかくのリラックスタイムなので、穏やかな時間を楽しんでください。
そのためには、環境を整えることも大事です。
どんな場所でやりたいか、どこなら手軽にできるのか、考えてみましょう。
呼吸のコントロールも、意識しすぎて苦しくなったりしないように注意してください。
瞑想はよいことばかりですが、期待しすぎて完璧を求めすぎたり、無理をして体を痛めたりしないようにすることが大切です。
簡単にできる瞑想を日常に取り入れてみよう

瞑想は、古来からあるものです。
悟りを開いたり、修業をする時のイメージもありますが、大事なのは自分自身と向き合うことです。
今では、ストレスの軽減や自分自身を見つめ直す時間として多くの人や会社が取り入れています。
瞑想には手軽にできる方法があり、短時間でも頭の中を整理することができます。
最初は5分程度から始めて、徐々に時間を延長していきましょう。
雑念やストレスが気になる方は、短い時間からで大丈夫なので自分自身のために時間を使ってみてください。
効果はすぐに現れるわけではありませんが、継続的に練習することで、心と身体を健康に保つための手助けとなるはずです。