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ALC板の防水工事!防水塗料で屋根や外壁・屋上のパネル塗装で雨漏りを防ぐ - 住宅ノート
5 min
大規模修繕

ALC板の防水工事!防水塗料で屋根や外壁・屋上のパネル塗装で雨漏りを防ぐ

  • ALC板とは何?
  • ALCパネルが使用された建物に防水工事は必要?

建物の安全性や耐久性を維持するため、防水工事は欠かせません。

しかし、防水工事といってもその種類はさまざまです。

そのため建物によって、適した防水工事を選ぶ必要があるでしょう。

「ALC板を使っているが、防水工事はどのように行えばいいか?」といったように、お悩みの方も多くいらっしゃいます。

今回はALC板を使用した屋上の防水工事について、必要性や劣化サイン・工事の内容など詳しく解説いたします。

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ALC板とは?

ALC板とは、珪石やセメント・生石灰・アルミ粉末などが主原料の、軽量気泡コンクリートパネルのことを指します。

非常に軽く強度の高い材料のため、建物の外壁や内壁に使用されるケースも多くなりました。

こちらでは、ALC板のメリット・デメリットについて詳しく解説いたします。

ALC板のメリット

軽量で強度が高いALC板のメリットは、以下に挙げる4つが当てはまります。

  • 耐久性が高い
  • 燃えにくくガスや煙が発生しない
  • 高い防音性がある
  • 断熱性が高い

ALC板は燃えにくい性質を持っており、万が一火災が起きても有毒なガスや煙が発生しません。

また耐久性だけではなく、ALC板の内部に含まれる気泡によって防音性や断熱性にも優れているため、外壁や内壁に使われるケースも多いでしょう。

このように、ALC板には快適に暮らすためのメリットが多くあります。

そのため新築の際だけではなく、リフォーム時にも使用されるケースも多くなってきました。

ALC板のデメリット

メリットの多いALC板ですが、デメリットもあります。

新築やリフォーム時に取り入れる際は、以下に挙げる点に注意が必要です。

  • 吸水性が高い
  • 接合部が増える
  • 施工に技術力が問われる

耐久性や防音・耐火性に優れている反面、吸水性が良いため水場や湿気が多い場所の施工には適しません。

また1枚のサイズが一般的な建材に比べて小さいため、複数枚をつなぎ合わせる必要があります。

その際に接合部が増えてしまい、雨水の浸入やデザイン性が損なわれてしまう可能性があるでしょう。

間違った方法で施工すると機能性が損なわれてしまうため、専門技術を必要とする面もデメリットといえます。

ALC板に行う防水工事の必要性

ALC板は吸水性が高い性質を持っており、サイズが小さいため施工時は継ぎ目が多くなってしまいます。

継ぎ目から雨水が浸入すると水を吸収してしまうため、ALC板の劣化に繋がるでしょう。

住環境へのメリットは大きいですが、吸水性が高く施工時に継ぎ目が多くなることや二次防水がないことから、防水性能は低いといえます。

そのため、以下のようなリスクが考えられます。

  • 高い吸水性により水が入ると、板が膨張し劣化が早まる
  • 継ぎ目が多く雨水の浸入経路となる可能性があり、漏水や雨漏りのリスクが高まる
  • 透湿シートを施工しないため、劣化による亀裂やシーリング材の劣化で漏水や雨漏りが発生しやすくなる

これらのデメリットから、ALC板を施工する際は防水工事が欠かせないといえます。

間違った施工方法によって機能が損なわれてしまいますが、適切な防水工事を行わなければ、本来の機能を発揮できません。

そのため、水に弱いALC板を使用する場合、防水工事を同時に行うことが重要です。

非常に優れたメリットを持つ材料のため、防水工事を行うことでデメリットを防ぎ、建物の寿命を伸ばすことにもつながります。

ALC板の建物の劣化サイン

ALC板の劣化が見られた際は、早い段階でメンテナンスを行いましょう。

その際の判断基準として、こちらではALCの劣化サインについて詳しく解説します。

破損

ALC板は、衝撃や劣化によって破損するケースがあります。

板の割れ・欠けが発生した際は、建物の安全性を確保するためにも、早急に対処しなければなりません。

破損部分を放置すると隙間から雨水や湿気が入り込み、ALC板が吸水してしまいます。

ALC板は水に弱い性質を持つため劣化が早まり、建物全体の安全性が損なわれます。

ひび割れ

よく見なければ分からない小さなひび割れであっても、本来の機能を維持するために放置してはいけません。

ALC板の破損や欠けが発生していない状態であっても、ひび割れ部分から水が浸入し、劣化につながってしまいます。

緊急性は低いものの、早い段階で修繕しておく必要があるでしょう。

コーキングのひび割れや剥がれ

ALC板の継ぎ目に使われている、コーキング剤の劣化も注意が必要です。

ALC板自体に劣化が見られない場合であっても、コーキング剤が劣化することで隙間から水が浸入する可能性があります。

コーキング剤は紫外線や雨風などの気象条件によって劣化してしまうため、定期的にチェックしなければなりません。

またALC板は「サイズが小さい」といった特徴から、コーキング部分が多いです。

コーキングの劣化はALC板の劣化にもつながるため、気づいたら早急に対処しましょう。

タイルの浮きや剥がれ

外壁にALC板を使用している場合、表面にタイルが貼られている状態です。

タイルの浮きや剥がれが発生した際も注意が必要でしょう。

万が一タイルが劣化し剥がれた場合は雨水が浸入し、ALC板だけではなく建物全体へ大きなダメージを与えてしまいます。

ALC板を外壁に使用している場合は、タイルの状況も定期的に確認しておきましょう。

チョーキング現象

ALC板を保護するための塗装が剥がれると、チョークのような白い粉が発生します。

これをチョーキング現象と呼びますが、ALC板に施している塗装の劣化を表しているサインです。

ALC板自体に劣化はありませんが、塗装が剥がれることで雨水が浸入し、劣化につながるケースも多いでしょう。

ALC板の劣化を防ぐため、チョーキング現象が発生したら対処が必要です。

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ALC板が使われた建物の防水工事

ALC板が使われている建物の場合、防水工事が欠かせません。

水に弱い性質を持つため、防水性を高めるためにも必ず行いましょう。

屋上や屋根

外部に接している屋上や屋根は、紫外線だけではなく雨の影響も受けやすい部分です。

シート防水やウレタン防水といった防水工事が行われていますが、防水性を維持するためにも定期的なメンテナンスは必要です。

特に勾配がついていない陸屋根やマンション・アパートの屋上の場合、防水工事は重要な意味を持ちます。

屋上や屋根の防水性が低下し、雨水が浸入するとALC板の劣化にもつながるでしょう。

雨が流れず溜まってしまうと防水性が低下するため、防水工事やこまめなメンテナンスは欠かせません。

外壁塗装

ALC板は優れた防火性・防音性を持つため、外壁にも使用されているケースがあります。

その際、雨水の浸入を防ぐために防水工事は欠かせません。

防水性に優れた塗料を選び、外壁塗装を施しましょう。

しかし、塗装も年数が経つにつれて劣化するため、5~10年を目安に塗り替えるのが一般的です。

しかし、潮風や紫外線など気象条件によって前後するため注意が必要です。

タイルの剥がれや塗装の劣化が見られた場合、放置するとALC板の劣化にもつながるため、こまめな点検を行いましょう。

シーリングの打ち変え

ALC板を使った建物では、継ぎ目が多いためシーリング部分も増えます。

シーリングが劣化すると隙間から雨水が入り込む可能性が高くなるため、シーリングの打ち替えも欠かせない防水工事の1つです。

シーリングの剥がれやひび割れが発生している場合は、放置せず早めに対処しましょう。

状況に応じて、シーリングの打ち替えや補修を行う必要があります。

継ぎ目が多いALC板を使った住宅では、シーリングの管理も大切なポイントです。

ALC板が使われた建物のポイント

耐久性が高く、防音性・耐火性にも優れたALC板は、多くの建物に使われております。

しかし、水に弱い性質を持つため、こまめな点検や防水工事は欠かせません。

では、ALC板を使った建物においてデメリットを防ぐためには、どのようなポイントに注意すればいいのでしょうか。

透湿性の高い塗料を使う

ALC板のデメリットとして「吸水性が高く水を含みやすい」といった面があります。

水を含むと板が膨張し、劣化スピードも早くなるため注意が必要です。

そのため、ALC板を使用した建物では、透湿性の高い塗料の使用が一般的といえるでしょう。

透湿性の高い塗料であれば、湿気や水分が留まらないため、水分によって起きるALC板の膨張を防ぐことができます。

耐水性に優れたシーリングを使用する

サイズが小さいALC板は、必然的に継ぎ目も多くなります。

ALCの隙間を埋めるためにシーリングが使われますが、劣化すると剥がれやひび割れが発生します。

隙間から湿気や水が入り込み、ALC板の劣化につながってしまうでしょう。

そのため、耐水性や耐久性に優れたシーリング材の使用が大切です。

しかし、シーリング材は使用環境によって劣化スピードも異なるため、早期発見が重要といえます。

適切なシーリング材の選択だけではなく、定期的な点検を行い、劣化状態を確認しましょう。

まとめ

ALC板を使用した建物では、防水工事が需要なポイントといえます。

防水工事の必要性やポイントについては、以下の通りです。

  • ALC板は水に弱い性質を持ち、防水性を持ち合わせていないため防水工事が欠かせない
  • ALC板は高い吸水性により、湿気や水分が入り込むと膨張して劣化する
  • 接合部が多いため、シーリング材が劣化すると水や湿気が入り込み、劣化につながる
  • 二次防水がないため、劣化による破損やシーリング材の劣化で水漏れリスクが高まる
  • 衝撃による破損やひび割れ・コーキングの劣化などの症状が見られた場合は早急なメンテナンスが必要

ALC板は軽く耐久性に優れているため、多くの建物で使われるケースも多くなりました。

今回の記事で紹介した内容をしっかり把握したうえで、機能性を維持するためにも防水工事や定期的なメンテナンスを行いましょう。

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