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塗装できない屋根材の種類と特徴について解説7種類の材料の特徴も紹介 - 住宅ノート
6 min
大規模修繕

塗装できない屋根材の種類と特徴について解説7種類の材料の特徴も紹介

近年では、塗装できない屋根材が増えてきています。

塗装できない屋根材を使用していると、屋根のメンテナンス方法が限られてきてしまうため、事前に知っておくことが大切です。

本記事では、塗装できない屋根材の種類や特徴、メンテナンス方法について詳しく解説します。

塗装ができない屋根材を使用している方は、ぜひ参考にしてください。

塗装できない屋根材とその見分け方

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塗装ができない屋根材の種類と見分け方

塗装ができない屋根材には、アスベストを含んだ屋根材や、経年劣化により塗装が定着しにくい屋根材などがあります。

塗装ができない屋根材を使用している場合、塗装を行うと屋根の劣化を早めたり、健康被害を引き起こす可能性があります。

塗装ができない屋根材の種類と見分け方を表にまとめます。

種類特徴見分け方
アスベスト含有屋根材建材の強度を上げるため、アスベストが使用されていた建材の製造時期が昭和52年よりも前である場合はアスベストが含まれている可能性が高い
スレート系屋根材セメントと繊維を混ぜて作られた軽量な屋根材表面に細かなひび割れや欠損がある場合は塗装が定着しにくい
金属系屋根材亜鉛メッキ鋼板やガルバリウム鋼板で作られた耐久性の高い屋根材表面に錆びや腐食がある場合は塗装が定着しにくい
金属系屋根材の中には塗装ができないものもある

塗装ができない屋根材のメンテナンスには、塗装工事が必要ないため工事費用を節約することができます。

また、定期的な点検や清掃を行うことで、屋根材の寿命を延ばすことにもつながります。

塗装できない屋根材にはアスベストを含んだ屋根材や、経年劣化により塗装が定着しにくい屋根材などがあります。

塗装ができない屋根材を使用している場合、塗装を行うと屋根の劣化を早めるだけでなく健康被害を引き起こしかねません。

塗装ができない屋根材のメンテナンスには、定期的な点検・清掃・破損した場合の交換などが必要です。

塗装できない屋根材の塗装禁止の理由

塗装できない屋根材には、以下の種類があります。

  • アスベスト系屋根材…アスベストは発がん性物質として知られており、健康被害のリスクがあるため塗装が禁止されている
  • 金属系屋根材…金属は熱伝導率が高いため塗装によって屋根の温度が上昇し、火災が発生する恐れがある
  • スレート系屋根材…スレートは吸水性が高いため塗装によって水分を吸収し、腐食や膨張を引き起こす可能性がある
  • FRP系屋根材…FRPは表面がツルツルしているため塗料が密着しにくく、すぐに剥がれてしまう可能性がある

これらの屋根材は、塗装によって重大な問題が発生する恐れがあるため、塗装が禁止されています。

塗装を検討している場合は、事前に屋根材の種類を確認し、塗装できない屋根材の場合は他のメンテナンス方法を検討しましょう。

ノンアスベスト屋根材の特徴と劣化症状とは

アスベストが健康被害を起こすことが明らかになってから、ノンアスベスト屋根材が主流になりました。

ノンアスベスト屋根材には、セメント系・金属系・樹脂系などさまざまな種類があり、それぞれに特徴や劣化症状が異なります。

劣化症状を早期に発見し、適切なメンテナンスを行うことで、屋根材の寿命を延ばすことができます。

ここからはノンアスベスト屋根材について、詳しく解説していきます。

コロニアルNEOの特徴と劣化症状

コロニアルNEOは、ノンアスベスト素材を使用した軽量で遮音性・耐火性・耐震性に優れた屋根材です。

しかし、長年使用していると以下のような劣化症状が現れます。

  • 色あせ
  • チョーキング
  • ひび割れ
  • 反り
  • コケやカビの発生

これらの症状が発生した場合は、早急にメンテナンスを行う必要があります。

パミールの特性と劣化症状

パミールはセメントと繊維質を混ぜて固めた屋根材で、スレートの代替え品として広く使用されてきました。

アスベストが含まれていないため、環境に優しい素材として注目されています。

パミールは、軽量で耐震性や遮音性にも優れています。

また、耐火性も高く、他の屋根材と比べて火災に強いというのが特徴です。

一方で、パミールは経年劣化しやすいという欠点があります。

紫外線や雨風にさらされることで、表面が色あせたりひび割れが生じたりします。

また、コケや藻が発生しやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。

パミールの主な劣化症状は以下の通りです。

  • 色あせ
  • ひび割れ
  • コケや藻の発生
  • 反り
  • 割れ

パミールの劣化を防ぐためには、定期的な塗装が必要です。

しかし、パミールは表面がザラザラとしているため、塗料が密着しにくく塗装が難しいと言われています。

パミールの塗装を検討する場合は、経験豊富な施工業者に相談することが大切です。

ザルフグラッサの特徴と劣化症状

ザルフグラッサはスレート屋根材の一種で、セメントと繊維質材料を組み合わせた板状の屋根材です。

ヨーロッパで多く使用されており、耐久性・軽量・デザイン性・遮音性に優れています。

しかし、経年劣化により様々な症状が発生する可能性があります。

  • コケや藻の発生
  • ひび割れ
  • 色あせ
  • 剥離

定期的なメンテナンスを行い、劣化症状を早期に発見することが重要です。

アーバニーの特性と劣化症状

アーバニーは、横葺き用のスレート屋根材です。

セメントと繊維質素材を混錬し、成形・加圧・乾燥させた製品です。

割れにくく反りにくい素材で、耐久性と遮音性に優れています。

アーバニーの劣化症状には、以下のようなものがあります。

  • 表面の塗膜の劣化…紫外線や風雨により塗膜が劣化して色あせや剥離が起こる
  • コケや藻の発生 …日当たりの悪い場所や湿気の多い場所ではコケや藻が発生しやすい
  • 割れ…経年劣化や衝撃によって割れが発生することがある
  • 反り…経年劣化や荷重によって反りや波打ちが発生することがある

アーバニーは塗装できない屋根材であるため、劣化が進行すると屋根葺き替えが必要になります。

早めのメンテナンスを心がけることが重要です。

レサスの特性と劣化症状

レサスは、陶器瓦のような高級感のある外観と、耐久性の高さが特徴の屋根材です。

ただし、塗装はできないため、経年劣化による美観の低下が避けられません。

耐久性が高いとはいえ、経年劣化による美観の低下は避けられません。

レサスの劣化症状には、以下のようなものが挙げられます。

  • 表面の光沢が失われる
  • ひび割れ
  • コケ・藻の発生

レサスは塗装ができないため、劣化がひどい場合は張替えが必要になります。

グリシェイドNEOの特性と劣化症状

グリシェイドNEOは、アスベストを含まないセメント系屋根材です。

耐久性が高く、軽量で施工がしやすいという特徴があります。

しかし、他の屋根材と同様に経年劣化によってさまざまな症状が現れます。

主な劣化症状としては、以下のものが挙げられます。

  • 色あせ
  • チョーキング
  • ひび割れ
  • コケや藻の発生
  • 反りや浮き

これらの症状が現れた場合は、早急にメンテナンスを行う必要があります。

放置しておくと、雨漏りなどのトラブルが発生する可能性があります。

セキスイかわらUの特性と劣化症状

セキスイかわらUは、軽量で耐震性に優れたスレート屋根材です。

また、遮音性・耐久性が高い特性があります。

セメントと繊維質を主原料とした窯業系屋根材であり、塗装ができないため定期的なメンテナンスが必要となります。

セキスイかわらUの主な劣化症状は以下の通りです。

  • コケや藻の発生
  • 反りや割れ
  • 色あせ
  • カビの発生

セキスイかわらUは塗装ができないため、定期的なメンテナンスが欠かせません。

そのため劣化症状を発見した場合は、早めに対策を講じる必要があります。

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塗装ができない屋根材のメンテナンス方法

塗装できない屋根材は、定期的なメンテナンスが必要となります。

ここでは、具体的なメンテナンス方法についてご紹介します。

メンテナンス方法目的頻度
高圧洗浄汚れやコケなどを洗い流す1~2年に1回
ケレン劣化部分を削り落とす5~10年に1回
葺き替え屋根材をすべて新しくする20~30年に1回
補修傷んだ部分だけを修理する随時

高圧洗浄は最も一般的なメンテナンス方法です。

水圧で汚れやコケを洗い流すことで、屋根を清潔な状態に保つことができます。

ケレンは、屋根材の劣化部分を削り落とす作業です。

劣化部分を削り落とすことで、雨漏りの原因となる隙間を防ぐことができます。

葺き替えは、屋根材をすべて新しくする作業です。

屋根材が大きく劣化している場合や、屋根の形を変えたい場合に行います。

補修は、傷んだ部分だけを修理する作業です。

小さな傷や穴であれば、補修することで屋根の寿命を延ばすことができます。

それぞれのメンテナンス費用の目安は、以下のとおりです。

メンテナンス方法費用目安
高圧洗浄500~1,000円
ケレン1,000~2,000円
葺き替え10,000~20,000円
補修1,000~10,000円
※1㎡あたりの目安

塗装できない屋根材は、定期的なメンテナンスが必要です。

メンテナンス方法は、屋根材の種類や劣化状況によって異なります。

メンテナンスの頻度や費用は、メンテナンス方法によって異なります。

塗装できない屋根材のメンテナンスは、専門業者に依頼することをおすすめします。

専門業者であれば、屋根材の種類や劣化状況に適したメンテナンス方法を選択し、安全かつ確実に作業を行うことができます。

工事費用の節約方法

塗装できない屋根材のメンテナンスは費用がかかりますが、いくつかの方法で節約することができます。

  • 定期的な点検とメンテナンスを行う
  • 複数の業者から見積もりを取る
  • DIYで可能な作業は自分で行う
  • 自治体や国から補助金を利用する

大掛かりな改修が必要になることを防ぐために、定期的なメンテナンスが欠かせません。

また、複数の業者から見積もりを取ることと合わせて、業者と交渉することで工事費用の削減が可能になる場合もあります。

DIYを行う際に、難しいと感じた場合は専門家に依頼することも大切です。

補助金制度を利用することで、工事費用の一部を負担してもらうことができます。

上記の節約方法を参考に、工事費用の削減を目指しましょう。

塗装できない屋根についてまとめ

今回の記事では塗装できない屋根について、種類や施工費用の目安などを解説してきました。

記事全体の大まかな内容をまとめていきます。

  • 塗装できない屋根材は、アスベストを含まないノンアスベスト系屋根材が中心
  • ノンアスベスト系屋根材はアスベストに代わる代替素材として開発されたが、塗装に適さない性質を持っている
  • ノンアスベスト系屋根材には、コロニアル・パミール・ザルフグラッサ・アーバニー・レサス・グリシェイドNEO・セキスイかわらUなどがある
  • ノンアスベストの屋根材は表面に塗装が密着しにくい性質や塗装によって屋根材自体が劣化するため塗装ができない
  • 塗装できない屋根材は経年劣化によって色あせや汚れが目立つようになるため定期的なメンテナンスが必要
  • メンテナンス方法は、高圧洗浄やコーティングなどが有効
  • 塗装ができない屋根材は葺き替えなどの大規模な修繕が必要になる場合がある
  • 工事費用を削減するためには定期的なメンテナンスのほかDIY・相見積もり・補助金の活用などがある

屋根のメンテナンスは、材質をしっかりと理解したうえで定期的に実施することが大切です。

屋根材に合ったメンテナンスを行い、雨漏りや建材の劣化などのトラブルを防ぎましょう。

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