「東京・昭島にある日吉神社ってどんなところ?」
「日吉神社でデートがしたい!」
東京都昭島市(あきしま)にある日吉神社は、新宿から約1時間で行ける自然を感じられる神社です。
中でも、種類豊富な御朱印はSNSなどで大変人気があり、デートスポットとしてもってこいの場所だといえるでしょう。
この記事では、日吉神社で楽しむデートプランや見どころ、参拝マナーや日吉神社周辺のおすすめスポットなどをご紹介していますので、ぜひご覧下さい。
目次
日吉神社で楽しむデートプラン概要
日吉神社でデートを楽しむ際に外せないのは、以下の3つです。
- 美しい本殿の彫刻
- 見ごたえのある拝殿格天井花鳥画
- 拝島公園でまったりデートを楽しむことができる
ここからは、それぞれのポイントについてご紹介します。
美しい本殿の彫刻
日吉神社は東京都昭島市(あきしま)にあり、周囲に多くの文化財が残ることから、歴史に興味があるカップルにおすすめの神社です。
日吉神社本殿の彫刻は一見の価値があり、「香山九老」と呼ばれる中国・唐代に香山で芸術や学問的な話を楽しみ、雅集を開いた9人の文人や禅僧が彫られています。
中国の大詩人である白居易(はくきょい)が清談を楽しんだこの故事は、とても有名な出来事のため画題に用いられているのだそう。
胡杲(こか)・吉旼(きちびん)・張渾(ちょううん)・劉真(りゅうしん)・白楽天・盧真(りょしん)・鄭拠(ていきょ)・狄兼謨(てきけんぼ)・盧貞(ろてい)のメンバーで構成される彫刻は、近隣に類を見ない傑作として昭島市文化財の指定を受けています。
見ごたえのある拝殿格天井花鳥画
御祈祷をする場合は、拝殿にある「拝殿格天井花鳥画」という天井に描かれている絵を鑑賞することができます。
昭島市有形文化財に指定されており、70枚で構成された絵を見上げていると、壮大な眺めと美しさにきっと圧倒されることでしょう。
お気に入りの一枚を見つけるのも、楽しいかもしれません。
拝島公園でまったりデートを楽しむことができる
日吉神社は拝島公園の中にあり、公園を散策しながらデートを楽しむことができます。
公園にはトイレが設置されており、自動販売機やベンチもあります。
たくさん歩いて少し休みたくなったら飲み物を買い、ベンチに座って2人でまったりするのもおすすめです。
春には桜が咲き、4月下旬からは藤の花、秋にはモミジやイチョウの紅葉を見ることができ、一年を通して楽しめるのが魅力です。
日吉神社とは?なんの神様を祀っていてどんなご利益があるの?
そもそも日吉神社とはどんなところなのでしょうか?
注目ポイントや特徴、見どころを見てみましょう。
- 安土桃山時代の頃に建立されたと言われている
- 新東京百景に選ばれた拝島公園の中にある神社
- 日吉神社境域は東京都史跡に指定されている
- 榊祭が東京都の無形民俗文化財に指定されている
安土桃山時代の頃に建立されたと言われている
日吉神社は、創建年代は不明とされていますが、安土桃山時代の天正年間(1573-1591年)に現在地に建立されたと言われている歴史ある神社です。
御祭神は大山咋命(おおやまくいのみこと)、羽山戸命(はやまどのみこと)、香山戸命(かがやまどのみこと)です。
厄除けや開運招福、安産などのご利益があるとされています。
新東京百景に選ばれた拝島公園の中にある神社
日吉神社は、東京都の「都民の日」制定30周年を記念して1982年に選定された、100の風景「新東京百景」に選ばれた拝島公園の中にある神社です。
公園近辺には、日吉神社と3つの天台宗のお寺である大日堂、拝島大師、圓福寺、そして薬師堂が点在しています。
日吉神社境域は東京都史跡に指定されている
日吉神社境域は、東京都内でも数少ない歴史的建造物などの状態やありさまを保持した貴重な存在として、平成4年に東京都史跡に指定されています。
歴史を理解するために学術上価値のある場所のこと
榊祭が東京都の無形民俗文化財に指定されている
榊祭(さかきまつり)の発祥は明和四年( 1767 年)とされ、日吉神社の例祭となっています。
榊の神輿やお囃子を乗せた山車、御神輿が続くこの例祭は、250年以上の歴史を誇り、東京都の無形民俗文化財に指定されています。
女性
日吉神社には多くの文化財があり、近辺のお寺も含めて、歴史を感じる見どころのあるデートスポットです!
歴史にあまり詳しくなくても、拝島公園のベンチで2人で語り合ったり、自然を楽しめる場所だといえます。
日吉神社のデートプラン紹介!
- 日吉神社、大日堂、薬師堂、拝島大師、圓福寺の順番でお参りする
- 東京都天然記念物である樹齢800年の藤を鑑賞する
- 御朱印帳をもらおう
ここでは、日吉神社でおすすめのデートプランを紹介します。
見てまわるべき場所や、ポイントを押さえた回り方をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
日吉神社、大日堂、薬師堂、拝島大師、圓福寺の順番でお参りする
日吉神社周辺には、天台宗の寺院である大日堂・拝島大師・圓福寺と薬師堂があります。
せっかくここまで来たのですから、ぐるっとお参りして2人の絆を深めてみませんか?
- 日吉神社の参道、一の鳥居から二の鳥居をくぐり、手水舎で手を清めます。
- 日吉神社でお参りし、拝殿から本殿に移動し、美しい彫刻を楽しみましょう。
- 境内社をお参り後、隣にある大日堂、薬師堂をお参りします。
- 少し歩いて、拝島大師に行きましょう。
- 最後に圓福寺をお参りします。
東京都天然記念物である樹齢800年の藤を鑑賞する
拝島公園では、東京都の天然記念物に指定された藤の花を見ることができます。
樹齢は800年と言われており、藤棚から豊かに垂れる藤の花の美しさに、きっと女性も喜んでくれることでしょう。
御朱印帳をもらおう
神社をお参りする楽しみとしてブームになっているのが、その神社ならではの御朱印をもらうことです。
御朱印とは、神社やお寺を参拝した証として授与されるもので、神様や仏様とのご縁の記録になります。
日吉神社の御朱印は、年間20種類以上の豊富なデザインが用意されており、とても人気があります。
桜の花・藤の花・夏越の大祓い・七夕・年越大祓いなど、色鮮やかで季節限定のものが多く、毎年図柄が変わるのも大きな魅力です。
御朱印は社務所で頒布しており、初穂料は全種類1枚500円とお手頃な価格なのも嬉しいポイントです。
日吉神社の参拝マナー
神社は、神様がいらっしゃる神域です。
神聖で清い場所であることを考えると、神様に失礼のない参拝マナーを知るのはとても大切なことだと言えるでしょう。
- 鳥居をくぐる時に一礼する
- 参道は、端を歩く
- 手水舎で手と口を清める
- 参拝時は帽子を取る
基本的なマナーを押さえた上で、日吉神社の参拝マナーを見てみましょう。
昇殿ははだしで歩かない
社殿の奥まで入る時は、はだしではなく靴下などを履き、失礼のないようにします。
暑い季節はサンダルで来ることもあるかと思いますが、念のため靴下をバッグに入れておくと良いでしょう。
拝殿内での写真撮影は控える
どこでも写真を撮っていいわけではなく、控えた方がよい場所をわきまえることが大事です。
お参りの際は体を90度曲げる
お参りは二礼二拍手一礼ですが、上半身が地面と平行になるように、手をひざに置いて体を90度曲げて礼をします。
日吉神社周辺のおしゃれスポット
せっかく日吉神社を訪れたならば、近くのスポットにも足を運んでみたいですよね。
車で15分以内で行ける観光スポットを集めてみましたので、合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
- 国営昭和記念公園
- 家具の博物館
- 郷土資料室アキシマエンシス
国営昭和記念公園
国営昭和記念公園は、東京都立川市と昭島市にまたがって位置する、総面積180ヘクタールに及ぶ広大な国立公園です。
公園内は有料と無料のゾーンに分けられ、広々とした原っぱや季節の花々、水鳥の池やイチョウ並木など豊かな自然を楽しむことができます。
2人でピクニックしたり、さわやかな風を感じながら原っぱに横になったりと、アウトドアなシチュエーションをめいっぱい感じることができるのが魅力です。
住所 | 〒190-0014 東京都立川市緑町3173 |
電話番号 | 042-528-1751 |
営業時間 | 9:30~17:00 (3月~10月)イベントにより異なる 9:30~16:30 (11月~2月)イベントにより異なる |
定休日 | 年末年始(12月31日、1月1日) 1月の第4月曜日とその翌日 |
料金 | 450円(高校生以上) |
アクセス | 立川駅から徒歩15分 |
家具の博物館
引用:家具の博物館
家具の博物館は、フランスベッド株式会社の創業者である池田実氏が収集、保存した約1800点の様々な家具のコレクションの中から、約180点を常設展示しているユニークな博物館です。
世界各国から集められた収納具や照明具、暖房具や座臥具(ざじんぐ)など、普段あまり目にすることができない家具を一同に見ることができます。
住所 | 〒196-0022 東京都昭島市中神町1148 フランスベッド東京工場敷地内 |
電話番号 | 042-500-0636 |
営業時間 | 10:00~16:30 |
定休日 | 水曜日 |
料金 | 200円 |
アクセス | JR中神駅から徒歩5分 |
郷土資料室アキシマエンシス
引用:アキシマエンシス
昭島市は、クジラの化石やサメの歯、魚や貝の化石が多く見つかっていることから、かつてこの周辺が海だったのではないかと推測されています。
郷土資料室アキシマエンシスは、かつて昭島に生息していたと言われる「アキシマクジラ」の巨大なレプリカが特徴的な資料室です。
超大型スクリーンでアキシマクジラの物語が見られたり、実際に発見された化石の展示を見ることができ、200万年の時を超えた悠久のロマンを感じるのにおすすめのスポットです。
住所 | 〒196-0012 東京都昭島市つつじが丘3-3-15 |
電話番号 | 042-543-1523 |
営業時間 | 火~金 10:00~20:00 土日祝 10:00~18:00 |
定休日 | 月曜日 |
料金 | 無料 |
アクセス | JR昭島駅北口から徒歩10分 |
日吉神社に関するQ&A
こちらでは、日吉神社に関するよくある質問をまとめています。
デートの際の参考になれば幸いです。
参拝料はかかりますか?
参拝料は無料です。
お参りの際のお賽銭、御朱印をいただく場合は別途かかります。
参拝の所要時間はどのくらいですか?
日吉神社だけなら10分程度。
他のお寺や拝島公園を歩く場合は30分~1時間くらいを目安にすると良いでしょう。
キャッシュレス対応していますか?
お賽銭は現金ですが、それ以外はキャッシュレス決済(クレジットカード、Suicaなどの交通系、Paypayなど)に対応しています。
お守りはありますか?
日吉神社では、約80種類のお守りが販売されています。
交通安全、厄除など、願い事に合わせてお守りを選ぶことができます。
特におすすめなのが、かわいらしいデザインと色合いが特徴のレースお守りです。
好きな色を選んだり、推しカラーで選んだりと、ワクワクしながらデザインを選べるでしょう。
基本情報・アクセス
住所 | 〒196-0002 東京都昭島市拝島町1-10-19 |
アクセス | バス【立川駅北口から】拝島駅・拝島操車場・福生営業所行きに乗り約20分「拝島大師」で下車、徒歩3分 バス【拝島駅南口から】立川駅北口・立川駅南口行きに乗り約13分「拝島大師」で下車、徒歩3分 |
営業時間 | 9:30~16:00 |
電話番号 | 042-544-0636 |
駐車場 | あり 日吉神社西側(拝島第一小学校との間)に数台、日吉神社参道もしくは鳥居前 |
公式サイト | https://hiyoshi-jinja.or.jp/ |
まとめ
日吉神社は、拝島公園の中に位置する歴史ある神社です。
本殿の彫刻や天然記念物の藤の花など、文化財の指定を受けているものが多くあり、見ごたえたっぷりのデートスポットだといえるでしょう。
おすすめは種類豊富な御朱印で、色鮮やかでかわいらしいデザインはとても人気が高く、思い出にも残ります。
国営昭和記念公園など、日吉神社周辺にもデート向きのスポットがありますので、合わせて訪れてみるのも良いかもしれません。