「既婚者を好きになった」「既婚者と交際している」という女性もいるでしょう。
中には、彼への気持ちが強くなり「結婚して幸せになりたい」と思っている女性もいるかもしれません。
ただ、あなたの夢見る略奪愛のその後は一筋縄ではいきません。
普通の恋愛と違い、そこには大きなリスクや解決の難しい問題があります。
そこでこの記事では、略奪愛のその後、不幸になった女性のパターンと幸せになった女性のパターンを紹介します。
また、略奪愛のその後を幸せに過ごすための秘訣とリスクも解説していますよ。
既婚者との関係を進めたり続けたりするにあたり、どのような覚悟が必要なのか考えてみてくださいね。
目次
略奪愛のその後は幸せになれる?
まず、あなたは略奪愛に対してどのようなイメージを持っていますか?幸せになれるのでしょうか?
「略奪愛」のその後の現実として、以下のことが考えられます。
- 略奪愛で「幸せ」を感じるのは最初だけ?
- 略奪愛は周囲を不幸にすることを理解する
- 略奪愛が「無限ループ」を生む可能性もある
「世間での略奪愛のイメージ」と「現実の略奪愛」には考え方のギャップがあります。
- 不倫中の我慢が解き放たれて永遠に幸せでいられる
- 運命の人との結婚
- 困難を乗り越えた相手と幸せを掴める
など、キラキラした結末をイメージする人が多いかもしれません。
しかし、現実は少し残酷で、その問題に対する覚悟が必要です。
それぞれにどのような意味があるのか、現実でなにが起こるのか、詳しく解説していきます。
略奪愛に走る人の心理とは?
あなたが略奪愛に走ろうとしているのは、「彼のことが本気で好きだから」という純粋な思いからでしょうか?
もしこの心理によるものなら、略奪したのち後悔する可能性が高いです。
まずは、自分の目的や本心と向き合ってみてください。
「愛されたい」「認められたい」という承認欲求
「愛されたい」「認められたい」という承認欲求が強い女性は、略奪愛を好む傾向にあります。
妻がいる男性を自分のものにすれば、「私には奥さんより価値があるんだ」「既婚者の心を奪うほどの魅力があるんだ」と、奥さんよりも優位な立場になったと思い、自身の欲求が満たされるからです。
承認欲求が強いと、好きになった男性が既婚者だと分かってもセーブがききません。
むしろ「自分を見てほしい」「自分のものにしたい」と思うようになり、略奪愛に走ってしまうのです。
「困難な恋愛」に燃え上がる性格
あなたは、困難な恋愛に燃え上がる性格ではありませんか?
これまでの恋愛を一度振り返ってみてください。
- 彼女がいる男性を好きになることが多かった
- 無職の男性を支えることに生きがいを感じていた
- 禁止されている社内恋愛をしていた
このように、困難な恋愛になると気持ちが強くなったり離れられなくなったりする性格だとしたら、「奥さんから彼を奪う必要がある」という状況に燃えているだけかもしれません。
だとすると、それは相手の男性が好きなわけではないでしょう。
「手に入らないものを手に入れたい」という競争心
競争心が強い女性も、略奪愛に走りやすいです。
例えば、「限定品」「品薄」という言葉に弱かったり、必要以上に買い占めたりしてしまったりする人は、競争心が強いといえます。
恋愛でも同様に、既婚者に対する「この人は手に入らない」というイメージにより、「奪いたい」「自分のものにしたい」という競争心が芽生えてしまうのでしょう。
競争心が強い女性は、「早く手に入れたい」と焦りを抱く場合が少なくありません。
リスクを考えずそのときの感情だけで突っ走ってしまうおそれもあります。
略奪愛のその後、不幸になった女性のパターンと末路
ここからは、実例を交えながら“略奪愛のその後”について解説していきます。
まずは、「略奪愛で不幸になってしまった失敗のパターン」と「その後の末路」です。
これらは“略奪愛のあるある”でもあるため、決して人事ではありませんよ。
- 相手が子持ちの場合
- 相手がDVやモラハラ気質の場合
- 相手に浮気癖がある場合
- 不倫中に二重生活してしまう場合
- 不倫中に肉体関係を持ってしまう場合
- 2人の将来設計が一致していない場合
- 相手を焦らせて別れさせようとした場合
- 一目惚れなど、相手のことをよく知らないまま関係を進めてた場合
相手が子持ちの場合
彼に子どもがいる場合は、関係を進めると不幸になるおそれがあります。
なぜなら、いくら奥さんに対して気持ちが冷めていたとしても、子どもへの愛情は別だからです。
「長年付き合ったけど、子どもの存在が大きくて離婚してもらえなかった」なんてパターンはよく見られます。
子どもの有無は事前に確認しておきましょう。
また、相手に子どもがいる状態で略奪した場合、彼は元妻との関係を完全には切れません。
ですから、独占欲が強い女性は略奪愛に不向きかもしれませんね。
略奪できても、彼は元妻と連絡を取り合ったり実際に会ったりする可能性が高いため、いつまでも“2番目の女”という感覚が消えないでしょう。
相手がDVやモラハラ気質の場合
交際中にDV男であることやモラハラ気質な人だと分かれば、ほとんどの女性が別れようとするでしょう。
しかし、そうした男性は結婚するまで素を見せません。
結婚して「絶対に離れない」という関係性と安心感が得られて初めて本性を出すのです。
そのため、略奪後に男性の本性を知り「あのとき別れていればよかった」と後悔する女性も少なくありません。
彼が言う「妻とうまくいっていない」というのは、もしかしたら「妻が言うことをきかない」「妻にイライラする」なんて意味かもしれませんよ。
相手に浮気癖がある場合
不倫する男性には、浮気癖がある人が多いです。
そのため、略奪後に他の女性と関係を持たれるパターンも珍しくありません。
こうした男性は女性を次々乗り換えますから、略奪できても永遠の幸せは手に入らないでしょう。
「自分が同じ目に遭うとは…」と嘆く女性は現実にかなり多いです。
不倫中に二重生活してしまう場合
不倫中に二重生活すると、男性は「どちらといるのが幸せで大切にすべきか」と比べることがあります。
そのため、奥さんを越える特別なものがないと、破局を迎えてしまうかもしれません。
「一緒にいたい」「いずれ結婚する」という思いから同棲する不倫カップルもいますが、ある意味自分の欠点や短所を見抜かれる行為でもあります。
奥さんが家事能力に優れているなど、完璧に近い女性であればあるほど、捨てられてしまう危険性が高くなるでしょう。
不倫中に肉体関係を持ってしまう場合
彼の目的はあなたの体だけで、純粋な愛情はないかもしれません。
男性は、本気で好きな女性を雑に扱いません。
「自分の気持ちを信じてほしい」という思いが独身男性より強くなるため、肉体関係を持つことにより慎重になるものです。
ですから、「会うたびに体を求められる」場合は要注意です。
不幸な展開にならないよう、彼が自分に本気かどうかしっかり見極めてください。
2人の将来設計が一致していない場合
2人の将来設計が一致していないと、子どもを持つ夢や、希望が叶わなくなるおそれがあります。
また、相手の離婚を待っている間に、婚期が遅れたり出会いが減ったりする場合もあるでしょう。
「いつまで待っていても離婚してもらえなかった」という声も多いため、あなたの中で「3年だけ待つ」など、リミットを設けることが大切です。
相手を焦らせて別れさせようとした場合
待ちすぎもよくありませんが、焦らせるのもよくありません。
ここは加減が難しいポイントです。離婚には時間がかかります。
別れさせようと焦らせると、「我慢できないならもういいよ」と突き放されるかもしれません。
あるいは、「他の人と幸せになって」と身を引く場合もあります。
早く離婚してもらおうと、「他の男性から言い寄られてる」と駆け引きしすぎるのも危険です。
一目惚れなど、相手のことをよく知らないまま関係を進めた場合
相手のことをよく知らないまま略奪して後悔する女性は意外と多いです。
DVやモラハラ気質、借金まみれ、女関係にだらしないなど、相手に大きな欠点がある場合もあります。
勢いのままに関係を進めるのは危険な行為といえるでしょう。
そう考えると、ある程度の交際期間は必要ですね。
「運命の相手だ!」と一気に突き進まないよう気をつけてください。
- 慰謝料請求による経済的負担
- 養育費の支払い義務
- 社会的な制裁による失業の可能性
- 友人関係の喪失
慰謝料請求による経済的負担
奥さんに不倫がバレれば慰謝料を請求される可能性が高いです。
肉体関係があり、なおかつ不倫が原因で離婚に至った場合、300万円程度の慰謝料を請求される場合もあります。
慰謝料の額は、不倫の期間や肉体関係の有無などによって異なりますが、数百万円請求される可能性があることは頭に入れておくべきです。
現実には「略奪できたけど慰謝料の支払いで生活が苦しい…」と嘆く女性もいますよ。
慰謝料の相場:参照元/浮気・不倫(不貞)の慰謝料相場はいくら?5つの視点と厳選重要判例【簡単早見表付き】 (libertybell-law.com)
養育費の支払い義務
成人年齢は18歳に引き下げられましたが、養育費に関しては基本的に子どもが20歳になるまで請求できます。
子どもが大学進学する場合、大学卒業まで期間が延長されることもありますから、養育費による経済的負担も免れないでしょう。
相手の子どもの年齢が低かったり複数いたりする場合は、養育費の支払いがどれくらい必要になるか、略奪前に計算してみてください。
養育費の請求:参照元/①【弁護士監修】離婚した後の養育費の義務とは?支払わないとどうなる? | リーガライフラボ (adire.jp)
社会的な制裁による失業の可能性
略奪愛では、社会的な制裁による失業の可能性もあります。
関係を知った奥さんが、腹いせのために女性の会社に密告するケースがよく見られるのです。
これまでの生活が一変することへの覚悟も必要になるでしょう。
友人関係の喪失
不倫中に友人へ相談したり、略奪できた嬉しさで周りに報告したりするのはリスクある行動です。
制限や我慢があるなか勝ち取った略奪愛は、つい周りに自慢したくなるかもしれません。
しかし、世間的なイメージはよくありません。
中には「略奪=悪」と考える人もいます。
「正しい恋愛ではない」「友人や信用を失う可能性が高い恋愛」ということは認識しておいてくださいね。
不倫の悩みは、第三者である占い師に相談がベスト!周囲に情報が漏れないだけでなく、今後の展開や彼の気持ちまで教えてもらえますよ。
略奪愛のその後、幸せになった女性のパターン
次は、略奪愛で幸せになったパターンを見ていきましょう。
どのような関係を築いていけばいいのか、略奪後に意識するべき点はどこなのか、参考にしてみてください。
- 小さな喧嘩で済ませ、仲直りする
- 感謝と思いやりの気持ちを忘れない
- 過去に囚われずに2人の未来を考える
小さな喧嘩で済ませ、仲直りする
略奪後に幸せになっている女性には、相手と言い合いにならないよう心掛けています。
不倫に走る男性は「妻との不仲」が原因の場合が多いです。
ですから、略奪後に自分が同じ目に遭わないようにするためには、喧嘩を大きくしないことや長引かせないことが重要になるでしょう。
不倫中に彼が漏らしていた妻への不満を参考にして、帰りたくなる家を作っていってくださいね。
感謝と思いやりの気持ちを忘れない
「家族を捨てる」というのは、男性にとって重い決断です。
その決断をしてくれたことに対する感謝は、いつまでも忘れないようにしましょう。
同時に、思いやりも大切です。
生活の中で、お互いに思いやりを保つことができれば、自ずと良好な関係を維持できます。
幸せになった女性には、「これまでの人生をリセットしてまで自分を選んでくれてありがたい」と、相手に感謝し続けている人が多いですよ。
過去に囚われずに2人の未来を考える
略奪後は、過去を振り返らず未来を見るようにしましょう。
略奪愛だからといって過去に囚われていては、いつまでも幸せに感じられないはずです。
「彼の家族のことを考えると罪悪感が湧く」と、過去に囚われている女性はネガティブな感情を抱きがちです。
ですから、「彼は本当に自分を選んでくれた」という現実を自信に変えるとよいですね!
略奪愛のその後を幸せに過ごすための秘訣
略奪のその後は、自分たちの意識や行動で幸せにも不幸にもなります。
中でも、彼の特性や決断を理解してあげることが重要です。
どうすれば幸せに過ごせるのか、その秘訣を見ていきましょう。
常に自分磨きをする
常に自分を高めて、彼に魅力を感じてもらう必要があるでしょう。
「だらしなくなった姿を見て冷めた」「前より美意識がなくなった」など、あなたに魅力がなくなれば新たに他の女性と不倫するかもしれません。
略奪愛が成功しても、彼がよそ見しないよう注意してください。
自分磨きを怠らないことで、あなたの魅力に釘づけになります。
相手のことを信じる
彼を信じることも大切です。
彼は、家族を捨ててあなたと一緒になることを選んだわけですから、あなたへの思いや覚悟は本気です。
また、不安になっても、過度に疑わないこと。
疑われすぎると負担に思い、「一緒にならなければよかった」と後悔するかもしれません。
お互いにネガティブな思いを抱えたまま過ごせば、窮屈になったり疑心暗鬼になったりもするものです。
彼の覚悟を信じて、広く冷静な心で信じましょう。
不安や不満をすぐに解決する
2人の間の不安や不満は、できるだけ早く解決しましょう。
特に男性は、不安や不満を溜め込む傾向にありますから、時折彼の話に耳を傾けてあげてください。
また、あなた自身も溜め込むのではなく、早めに発散、話し合いをすることが大切です。
世間からのプレッシャーや乗り越える壁がある中で、2人は支え合っていかなければなりません。
お互いの考えを理解することは、信頼度が上がることにもつながるでしょう。
略奪愛のその後のリスクと覚悟
略奪愛のリスクを知った上でも「彼と一緒になりたい」と思うなら、覚悟を決める必要があります。
これらに対して覚悟を決められるなら、略奪愛に向けて動き出しましょう。
罪悪感との闘い、周囲からのバッシングに耐えられるか
略奪後は、罪悪感との闘いです。
場合によっては、その関係性を知った周囲からバッシングを受ける可能性もあります。
その両面に、あなたは耐えられるでしょうか?
相手の家族を不幸にしてしまう罪悪感や、周りから言われる悪口や批判に耐えられそうにないなら、略奪愛の成功は難しいです。
慰謝料請求、養育費など、金銭的な問題
不倫関係がバレたり子どもがいる相手を略奪したりした場合、慰謝料の請求や養育費の支払いなど、金銭的な問題が絡んできます。
最悪、「不倫がバレて慰謝料を支払い、彼との関係も終わってしまった」ケースもあります。
そうした結末を迎えても後悔しないか、今一度考えてみてくださいね。
略奪愛から結婚しても、浮気癖は直らないかも
彼は、妻がいながら他の女性と関係を持つ男性であることは事実。
つまり、浮気癖がある男性ですから、そこに対する覚悟も必要になります。
略奪愛で結婚できても、彼はまた新たに他の女性と関係を持つかもしれません。
「自分がしたことは自分に返ってくる」という認識も持っておくべきでしょう。
略奪愛以外の道:本当に幸せな恋愛を見つける方法
リスクに対して不安が生じたり、諦めたいのに諦められない状態だったりするなら、他の手段も視野に入れてみましょう。
最後に、本当に幸せな恋愛を見つける方法も伝授します。
自分を磨いて「本当に愛される女性」になる
必要なのは、自分の魅力を高めることです。
承認欲求が強い女性は「愛されたい」と強く願う傾向にあります。
そのため、相手が既婚者でも「愛されてる」と感じれば嬉しくなり、好意を抱いてしまいます。
まずは、自分自身を磨くことで、自信をつけ、新たな出会いへと進んでいきましょう。
また、様々な男性から声をかけられることも増えるかもしれません。
本当の意味で愛される女性になれば、幸せを勝ち取れますよ。
自分に自信を取り戻し、自己肯定感を高める
受け身の恋愛を能動的な恋愛に変えるには、自分に自信をつける必要があります。
自分に自信がない女性は、自己肯定感を高めてくれる男性に惹かれがちです。
「好き」「かわいい」と言われると自分に自信が持てるようになるため、すぐに好意が芽生えてしまいます。
「私にも相手を選ぶ権利がある」と思えるくらいに自信をつければ、恋愛のスタイルを変えられるはずです。
出会いの場を広げる
出会いの場を広げるべきです。
「私にはもうこの人しかいない」なんて思っていませんか?
彼以外にも男性がいること、恋愛のチャンスは他にもあることを知るべきです。
もしかしたら彼以上の素敵な男性と出会えるかもしれません。
まとめ:略奪愛のその後は茨の道!幸せは自分の手で掴むもの
略奪愛のその後は、決して楽なではありません。
むしろ茨の道です。
普通の恋愛にはないリスクや困難があるため、幸せだけを得ることは難しいです。
略奪愛を選ぶか、それとも普通の恋愛を選ぶかはあなたの自由。
ただ、その後に生じる後悔や不幸の責任もあなた自身にあります。
幸せは自分の手で掴むものです。
なにが自分にとって正しい選択となるのか、よく考えてみてくださいね。