顔の産毛が気になるけど脱毛しない方がいい?
顔脱毛のデメリットやリスクって?
顔脱毛で後悔しないためのポイントは?
ユーザー
「顔脱毛をしたいけど、やってみて後悔しないか心配」という方も多いのではないでしょうか?
顔脱毛は産毛の自己処理から解放されたいと考える人にとって、魅力的な選択肢の一つです。
しかし顔は敏感な部位であるため、脱毛によるデメリットを理解し、後悔しないためのポイントを押さえる必要があります。
この記事では、顔脱毛のメリット・デメリットや後悔しないためのクリニック選びについて詳しく解説します。
編集部
顔脱毛を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
顔脱毛のデメリットは?しないほうがいい?
顔脱毛を検討する際は、どのようなデメリットがあるのかを理解しておくことが大切です。
契約してから「やめとけばよかった…」と後悔しないためにも、顔脱毛のデメリットを知っておきましょう。
顔脱毛は痛みが強い
顔は他の部位と比べて皮膚が薄く、神経も敏感であるため、脱毛時の痛みを強く感じやすいです。
以下の箇所は、特に痛みを強く感じると言われています。
- 鼻下
- あご周り
- おでこ
痛みの程度は個人差がありますが、毛量が多い人や毛が太い人は、痛みを強く感じる傾向にあります。
おでこは皮膚が薄く骨と密接しているため、ズーンと響くような痛みを感じる方が多いです。
麻酔クリームを使用することで、痛みを大幅に軽減することができますが、完全に痛みがなくなるわけではないということを覚えておきましょう。
効果を実感するまでに時間がかかる
顔脱毛は、他の部位と比べて効果を実感するまでに時間がかかります。
医療レーザー脱毛はメラニン色素に反応して毛根を破壊するため、顔の産毛のような細い毛に対しては効果が出るまでに回数を重ねる必要があります。
しかし医療脱毛なら、エステ脱毛と比べて少ない回数で効果を実感できます。
ツルツルの肌を目指すなら、医療レーザー脱毛がおすすめです。
医療レーザー脱毛で顔脱毛を行う場合の目安は以下の通りです。
回数 | 期待できる効果 |
---|---|
3~5回 | 産毛が減った実感を得られる |
5~8回 | 自己処理が楽になる |
10回以上 | 顔の肌表面がツルツルになる |
一方でサロン脱毛の場合は、医療レーザー脱毛よりも多くの回数が必要です。
回数 | 期待できる効果 |
---|---|
10~12回 | 産毛が減った実感を得られる |
15~18回 | 自己処理が楽になる |
あくまで一時的に毛の生える速度を遅くする、抑毛・減毛を目指すものだと理解しておきましょう。
また顔脱毛を効率的に進めるためには、毛周期に合わせた間隔で施術を受けることが大切です。
適切な脱毛間隔は、脱毛方式や脱毛機器の種類によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
医療脱毛 | 1~2ヶ月に1度 |
---|---|
サロン脱毛 | 2週間~1ヶ月に1度 |
脱毛効果を最大限実感するためにも、適切なペースで施術を受けましょう。
脱毛プランに含まれない部位がある
顔脱毛では、照射できない部位や避けたほうが良いと考えられている部位があります。
顔脱毛でプランに含まれないことが多い部位は、以下の通りです。
- 目の周り
- 鼻の頭や鼻の中
- もみあげ
- 眉毛
目の周り
目の周りは、特に注意が必要な部位です。
脱毛に使用するレーザーや光は非常に強力で、目に直接当たると失明のリスクがあります。
そのため、目の周りは照射範囲から外されていることが多いです。
鼻の頭や鼻の中
鼻の頭や鼻の中も、避けるべき部位です。
鼻筋や鼻の頭は目の近くに位置するため、多くのクリニックやサロンでは照射しません。
もみあげ
もみあげの脱毛については、顔脱毛プランに含まれることもあれば対象外となることもあります。
希望する方は、検討しているクリニックやサロンでもみあげが対象か確認しましょう。
もみあげ脱毛には、以下2パターンがあります。
- 形を整えたい
- 毛の濃さを調整したい
形を整える場合は、比較的脱毛効果が得られやすいです。
眉毛
眉毛の脱毛も、多くのクリニックやサロンでは対応していません。
眉毛自体の脱毛は行わず、眉間・眉毛の上部・眉尻などのムダ毛を脱毛の対象としています。
顔脱毛で得られるメリットとは?
自己処理をする手間が省ける
顔脱毛を行えば、毎日のムダ毛処理から解放されます。
顔のムダ毛処理は、手間がかかるだけでなく、肌への負担も大きいです。
- カミソリ…肌を傷つける・必要な角質まで削ぎ落としてしまう
- 毛抜き・ワックス脱毛…毛穴にダメージを与えてしまい、毛嚢炎・硬毛化のリスクを高める
- 除毛クリーム…除毛クリームの成分は、顔に刺激が強すぎる可能性がある
顔脱毛を行えば、これらの自己処理による肌トラブルを防ぐことができます。
顔は産毛が中心なので脱毛効果を実感しにくく、脱毛完了までにある程度の回数と期間が必要になります。
産毛までツルツルにするには多くの回数が必要になり、その分費用もかさむので注意が必要です。
肌トーンが明るくなる
顔のムダ毛は、肌の色を暗く見せる原因の一つです。
特に産毛が多い箇所は、肌の色が暗く見えやすくなってしまいます。
顔脱毛を行うことでムダ毛が減り、肌の色が明るなったり透明感が出たりするでしょう。
編集部
顔のくすみが気になる方は、顔脱毛により改善できるかもしれません。
メイクのノリが良くなる
ムダ毛が減ることで、メイクのノリが良くなります。
ファンデーションがしっかりと肌に密着することで、汗や皮脂によるメイク崩れを防ぐことが可能です。
何度も化粧直しをしなくて良くなるので、化粧直しにかかっていた手間と時間を節約できます。
毛穴が目立ちにくくなる
顔脱毛を行うことで、毛穴が目立たなくなる効果が期待できます。
顔の毛穴が目立つ原因には、ムダ毛の存在・皮脂の過剰分泌・加齢によるたるみなどがあります。
顔脱毛で期待できる毛穴への効果は、以下の通りです。
- ムダ毛がなくなることで、毛穴の詰まりを防げる
- 皮脂や汚れが毛穴にたまりにくくなり、毛穴が引き締まる
- 脱毛により産毛がなくなると、角栓の予防につながる
医療レーザーでは、毛根に直接アプローチし、肌内部のムダ毛を除去します。
ただし、以下の点には注意が必要です。
- 施術直後は一時的に毛穴が開き、目立つことがある
- 高出力のレーザー脱毛では、施術部位が赤く腫れることがある
- ポップアップ現象により、毛穴内部の毛根が露出することがある
また体調不良や肌の敏感さにより、わずかな刺激でも毛穴が目立つように感じることがあります。
顔脱毛だけで顔の毛穴を全て改善するのは難しいですが、産毛が原因となって目立ってしまっている毛穴は改善できるでしょう。
顔脱毛の注意点
顔脱毛を行う際は、いくつかの注意点があります。
ここからは、顔脱毛をする際の主な注意点を紹介します。
日焼けに気をつける
脱毛前後は、日焼けを避ける必要があります。
脱毛前後に日焼けをした場合、以下のようなリスクが考えられます。
- 脱毛時の痛みを強く感じやすくなる
- 炎症を起こしていると施術が受けられない
- 日焼けによって肌が乾燥している場合は、脱毛の効果が得られにくい
- 肌荒れや色素沈着を起こす可能性も
脱毛前後の日焼けは、肌トラブルのリスクを高めるので、紫外線対策を徹底しましょう。
脱毛前後の日焼け対策としては、以下のことが有効です。
- 脱毛の1ヶ月前から日焼けを避ける
- 日焼け止めを使用する
- 日傘や帽子を使用する
- 日中の外出を控える
- 脱毛後は1週間程度、日光に当たらないようにする
これらの日焼け対策を行うことで、肌トラブルのリスクを軽減することができます。
肌トラブルが起こる可能性がある
顔脱毛では施術後、一時的に毛が太く硬くなる硬毛化や、毛穴に炎症が起こる毛嚢炎のリスクがあります。
- 硬毛化
脱毛によって毛根が損傷を受けると、一時的に毛が太く硬くなることがあります。
硬毛化した毛は自然に治ることもありますが、治るまでは脱毛をストップしたり逆に強い出力で照射したりして改善を図ることが多いです。 - 毛嚢炎
毛穴に炎症が起こる症状です。
脱毛後の毛穴は炎症を起こしやすい状態にあるため、清潔に保つことが大切です。
毛嚢炎が悪化すると、痛み・腫れ・膿みなどの症状が現れることがあります。
脱毛後は、毛穴が開いた状態になっているため、肌を清潔に保ち、刺激を与えないことが大切です。
具体的には、以下のようなケアが有効です。
- 毛穴を清潔に保つために、ぬるま湯で優しく洗顔する
- 刺激の強いスキンケアは避け、保湿ケアを徹底する
- 洗顔後はタオルで肌を擦らず、優しくトントンと抑えるように水滴を取り除く
- 脱毛後は、ジム・サウナ・温泉など体温が上がる行為を避ける
これらのアフターケアを行うことで、硬毛化や毛嚢炎のリスクを軽減することができます。
顔脱毛で後悔しないためのクリニック選び
顔脱毛で後悔しないためには、自分に合ったクリニックを選ぶことが大切です。
ここからは、クリニック選びのポイントを紹介します。
どの程度の脱毛を目指すかを考慮してプランを選ぶ
自分がどの程度の脱毛を目指すのかを考え、それに合ったプランを選びましょう。
医療脱毛やエステ脱毛など、脱毛方法によって効果や料金が異なるので、比較検討することが大切です。
医療脱毛とエステ脱毛の違いは、以下の通りです。
比較項目 | 医療脱毛 | エステ脱毛 |
---|---|---|
施術者 | 医師または看護師 | エステティシャン |
脱毛効果 | 永久脱毛が可能 | 抑毛・減毛にとどまる |
施術時の痛み | 比較的強い | 比較的弱い |
料金 | 比較的高い | 比較的安い |
アフターケア | 医療機関によるケアが受けられる | 提携クリニックかセルフケア |
医療脱毛は毛根に直接アプローチするため効果が高く、永続的な脱毛が期待できます。
ただし料金が高めで、痛みを伴うことがあります。
エステ脱毛は毛根に直接アプローチしないため、効果は医療脱毛ほど高くありません。
ただし料金が安めで、痛みも少ないです。
顔脱毛プランに含まれる部位を確認する
クリニックによって、顔脱毛プランに含まれる部位が異なります。
顔脱毛プランに含まれる部位を確認することは、後悔しないためのポイントの一つです。
産毛に効果のある脱毛機を取り扱っているか
顔の産毛脱毛に最も適しているのは、蓄熱式ダイオードレーザー脱毛機です。
ダイオードレーザーは、波長が800nmと中間に位置するため、太い毛から産毛まで幅広い毛質に対応できます。
またメラニン色素への反応も適度なので、色黒の方や日焼け肌の方にも使用できるのがメリットです。
蓄熱式脱毛は、低出力のレーザーを連続照射して毛根に熱をためる方式です。
医療脱毛で用いられるレーザーの種類は、以下の通りです。
レーザーの種類 | 波長 | 太い毛への効果 | 細い毛への効果 | 適した肌質 |
---|---|---|---|---|
アレキサンドライト | 755nm | 色白・普通肌 | ||
ダイオード | 800nm | 幅広い肌質に対応 | ||
ヤグ | 1064nm | 色黒・日焼け肌 |
次に、医療脱毛で用いられる脱毛方式を紹介します。
脱毛方式 | 熱破壊式(HR) | 蓄熱式(SHR) |
---|---|---|
特徴 | 高出力のレーザーを 1ショット照射 | 低出力のレーザーを 連続照射 |
太い毛への効果 | ||
細い毛への効果 | ||
痛み | 強い | 弱い |
蓄熱式×ダイオードレーザーの組み合わせにより肌への負担を最小限に抑えつつ、効果的に産毛を脱毛することが可能です。
トータルコストと有料オプションを確認する
顔脱毛を検討する際はプランだけでなく、トータルコストや有料オプションについても確認しましょう。
料金プランを比較する際は、以下の点に注意しましょう。
- 月額ではなく1回あたりの料金
- プランに含まれる回数
- 有料オプションの内容と料金
- キャンペーン割引の有無
1回あたりの料金が安くても、必要な回数が多いと、トータルコストが高くなることがあります。
また有料オプションが多いプランは、オプションを追加すると思っていたより高くなってしまうこともあるでしょう。
キャンペーン割引を利用することで、料金を抑えることができます。
全身脱毛とセットにすることで、よりお得に顔脱毛が受けられることも多いです。
まとめ
顔脱毛は、自己処理の手間を省き、肌の印象を明るくする効果が期待できます。
一方で痛みを強く感じたり肌トラブルのリスクがあったりするため、デメリットを理解したうえで、自分に合ったクリニックを選ぶことが大切です。
顔脱毛を検討する際は、以下のポイントを押さえましょう。
- 痛みや肌トラブルのリスクを理解する
- 日焼けや刺激の強いスキンケアを避ける
- 自分の目的に合ったプランを選ぶ
- 産毛に効果のある脱毛機を取り扱っているか確認する
- トータルコストと有料オプションを確認する
これらのポイントを押さえて、自分に合ったクリニックを選択することで、後悔のない顔脱毛ができるようになります。
また、脱毛後のアフターケアも大切です。
編集部
顔脱毛で後悔したくない方は、ぜひこの記事を参考にクリニック選びをしてみてくださいね!