「モテる男は『聞き上手』」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。モテる為には容姿が全てで聞き上手なんて関係ない、と考える人もいるかもしれませんね。
モテるために「聞き上手」になることは、容姿を磨くことと同じくらい大切なことです。「話の聞き方を実践してみたけどモテるようにならなかった」という人は、やり方が間違っている可能性が大きいでしょう。
正しい聞き方をマスターして「聞き上手」になれば、色々な人から好印象を持ってもらえます。この記事では、正しい聞き方を徹底解説していきます。
練習方法についても書いておきますので、明日からすぐに実践することができますよ!
- 聞き上手な男性がモテる理由
- 聞き上手なモテる男の特徴
- 聞き上手でモテる男になるための練習方法
目次
聞き上手な人がモテるのには理由がある。
そもそも、なぜ聞き上手な人はモテるのでしょうか。
実は聞き上手な人が女性にモテるのには理由があります。女性は顔ばかりを見て恋愛しているわけでなく、きちんと相手の内面を見ているのです。
恋愛は顔が全てではない
古い研究にはなりますが、恋愛に顔が関係あるのか調べたものがあります。それによれば「顔やスタイル」をどのくらい重視するかには、男性と女性において差があります。それによると、男性の方が顔やスタイルを重視していました。
その研究では「ハンサムだが冷たい男性」と「ハンサムではないが温かみのある男性」だったらどっちが良いか女性に聞いたところ、後者を選択した人が多かったと報告されています。
(出展:白梅大学・短期大学紀要 2006年 「恋愛の原因帰属と言葉による自己呈示の実証的研究」)
ここからわかるように、実は恋愛は顔が全てだと思っているのは男性のほうなのです。女性は顔よりも「温かい人」を求めています。実はこの温かい人と聞き上手の間には切っても切れない関係があります。
温かい人は受け止める力がある
女性が男性に比べて圧倒的に話をするのは、日常生活を見ていてもよく分かるでしょう。女性は男性に比べて、「自分のことを知ってほしい」という要求が強いのでたくさん話をします。
「自分のことを知ってほしい」という理由から、沢山の言葉を投げかけてくる女性は、その言葉をきちんと受け止めてくれる男性を温かいと感じます。
この「受け止めてくれる」というのがまさに聞き上手であることなのですが、これではまだ少し分かり辛いですよね。
次の章で詳しく解説していきます。
受け止める力とは共感力
自分のことを知ってほしいと思っているのですから、「よくわかってくれる男性」を求めているのは自明の理ですね。つまり、「ちゃんとわかってくれる男性」こそ、自分を受け止めてくれる存在だといえます。
モテるためには共感力が必要です。実は共感をしっかりと理解している人はとても少ないと考えられます。聞き上手な人は、本当の意味で共感をしっかりと理解している人が多いです。
例えば、話をしていて全く気持ちの入っていない「あーわかる」や、なにか信じることのできない「すごくわかるよ」という返事をされたことはないでしょうか。
これは共感ができていないのに、共感をテクニックだと思って実行した悪い例です。共感はテクニックではありませんので、ただそれっぽいことを言えば聞き上手になれるということはありません。
共感力のある男性
突然ですが、次の二つではどちらが共感しやすいと思いますか?

この二択を出すと圧倒的に「同じ経験がある」を選ぶ人が多いです。しかし、カウンセリング理論的に言うならば「同じ経験がない」の方が圧倒的に共感しやすいと言えます。
例えば、浮気された経験がある女性の相談を受けたとします。自分にも浮気された経験があると、その時の傷つきや悲しさがこみあげて「悲しいよね」なんて言葉が出てくるかもしれません。
果たして、相手と自分は浮気されたときに同じ気持ちになったのでしょうか?
もしかしたら相手は悲しさよりもムカつきの方が大きいかもしれません。その時、あなたの「悲しいよね」は相手にとって腑に落ちない言葉になるでしょう。
この例のように共感力とは、相手の体験や気持ちに近づこうとすることなのです。先ほどの「浮気された経験がある女性の相談」の例でいうと、女性の「ムカついている」という気持ちがわかる前に、自分の気持ちである「悲しいよね」を言ってしまっています。
共感力が高いモテる男性は「君はどう感じているの?」と相手の気持ちをきちんと知る努力を惜しみません。「相手の感じたことをちゃんと分かろう」とすることが共感力です。共通の経験があるとどうしても自分の感情で話してしまうため、共感がし辛いといえます。
「聞き上手」でない男性がよくやりがちなのは以下のようなパターンです。

A子
最近すごく仕事がつらくってさ……
仕事だから辛いのは当たり前だよ。俺の時は気合で乗り切ったよ

B男
実は聞き上手でない男性がやる「マウント」は共感力の低さの表れと言えます。
共感力が高いと話も盛り上がる
共感力が高いということは、それだけ「相手の気持ちと自分の気持ちが一緒ではない」と分かっているということです。つまり、相手の気持ちは分からないという前提で話を聞きます。理解できなかった気持ちが理解できたときに心の底から「分かった!」という気持ちになり、こちらの感じたこの気持ちが相手に伝わって相手はうれしくなるのです。
共感力が高い聞き方の良い循環を以下にまとめました。日常生活でもこの循環ができているかを意識してみてください。
- 相手の気持ちと自分の気持ちが同じではないことを理解している。
- 相手の気持ちが理解できていないからしっかりと聞く。
- 心からの理解が伝わる。
- 相手はもっと話したくなる。
これが自然にできるようになれば会ったときもラインでも話が盛り上がることが確約されたようなものでしょう。実際、私は「あーなに話そう」と思ったことがほとんどありません。
- 「モテる」は顔がすべてではない
- ただそれっぽいことを言うことが共感ではない
- 共感とは相手の気持ちに近づこうとすること
- 共感力が高ければ話題に困ることがなくなる
聞き上手なモテる男の特徴5選
実際に理論的に説明してもよいですが、実際に聞き上手でモテる男性がどのような特徴を持っているのか具体的にイメージできたほうが理解も進むでしょう。
表情やしぐさが豊か
笑顔や悲しい顔、考えているときなどのしぐさなどのバリエーションが非常に豊富である人が多いです。よく笑顔だけが強調されますが、悲しい顔や怒った顔も非常に重要でしょう。
相手が怒ってるときに、一緒になって怒ってくれたらそれだけでうれしいものです。また聞き上手なモテる男性は考えているときに顎に手を添えたり、小首を傾げたり一つ一つの動作が豊かであることが分かります。
聞き上手な男性は、ただバリエーションが豊富なだけでなくどれも自然で自分に合っています。不自然で自分に合っていないとどこか不気味な感じを与えてしまうでしょう。
自分の話になってしまいますが、顔が女性的なこともあり上目遣いや小首を傾げる動作などは良くします。自分はどう考えても「かっこいい」売りができないので、「かわいい」路線に切り替えたというのがその理由です。
最初は不自然で「あざとい」、「気持ち悪い」と言われましたが何回もやっているうちに今では自然にできるようになりました。
求めてもいないことをしない
モテるには「何かをする」という足し算で考える人が多いですが、実は「求めてもいないことをしない」という引き算も重要です。
相手が全く求めていないことを、いくらそれが正しいからと言って相手に押し付けるのは、聞き上手な男性ではありません。聞き上手でない男性がよくやるのは以下のようなパターンです。

A子
職場に顔を合わすだけで辛い人がいてさ、本当に気分が落ち込むんだよね
そういう嫌な気持ちになった時は気分転換にオフィスを出るのがいいよ!コンビニで甘いものでも買って食べるのもいいかも!

B男
一方で、聞き上手な男性は以下のように話を聞きます。

A子
職場に顔を合わすだけで辛い人がいてさ、本当に気分が落ち込むんだよね
そっかー気分が落ち込んじゃうんだね。そういう時はいつもどうしているの?

B男

A子
そういう時は美味しいものを食べに行くことが多いかな
じゃあ次そういう時があったら、ご飯食べながらその時の話聞かせてよ

悪い例は解決策を求めていないのに、解決策を押し付けてしまっていますね。聞き上手なモテる男性は、いつもどのようにしているかを聞き、相手が何を求めているのかをきちんと知ろうとします。
モテる男性は相手がいつもどのように対処しているかをきちんと聞いて、その解決方法を一緒に応援していく形をとろうとするでしょう。これも「相手の解決方法が分からないから聞く」という共感力の高さを実現できています。
相手の話は最後まで聞く
「そんなことわかってるよ」と思われるかもしれませんが、意外とできていない人が多いです。深夜にやっている討論番組などを見てみると、相手がしゃべっているのに「いや、だからそれは」とカットインしてくる人いますよね。
自分の得意な領域の話だったり、自分の主張があったりするとついついカットインしてしまうということが聞き上手でない男性にはよくあります。相手がしゃべりだしたら最後までちゃんと聞いてあげましょう。
以下のような例は聞き上手でない男性がよくやりがちです。

A子
実は前々から欲しいものがあってさー……
えー奇遇!俺もほしいものあってさー

B男

A子
実は買っちゃいましたって言いたかったのにな
少し間があると、自分のターンだと思い込んでカットインしてしまう例です。聞き上手でモテる男性は、このような間があるときもしっかりと待つことができます。
適当に話を聞かない
聞き上手でモテる男性は「ながら聞き」をしません。話を聞いているときはしっかりと相手の話に耳を傾ける「態度」ができています。
関係性が安定してくるとよくありがちなのは、「スマホをいじり『ながら』話を聞く」「ゲームをし『ながら』話を聞く」等です。
お互いにスマホをいじりながら、一緒にゲームをしながらということはあり得ますが、相手が話だけをしたいのにこちらが「ながら聞き」をするということを聞き上手なモテる男性は絶対にしません。
質問の使い方がうまい
モテる男性は当然のことながら話を広げるのが抜群にうまいです。その要因は「質問の使い方のうまさ」にあります。
質問にはオープンクエスチョンとクローズドクエスチョンがあります。オープンクエスチョンはイエス・ノーで答えられない質問です。
例えば「その時どう思ったの?」や「どういう所が好きなの?」といった質問がそれにあたります。クローズドクエスチョンはイエス・ノーで答えられる質問です。「その時悲しかったの?」や「キラキラしているところが好き?」のような質問はクローズドクエスチョンといえるでしょう。
オープンクエスチョンは話を広げる時に使い、クローズドクエスチョンは話を絞ったり言葉にならない気持ちを代弁したりするときに使用します。次のような使い方が考えられるでしょう。
その時どう思ったの?

B男

A子
なんていえばいいんだろう……重たいような……言葉にならないなぁ。
ずーんって重たくなっちゃう感じ?

B男

A子
そうそう、なんか暗い気持ちになっちゃったの。
オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンをうまく使い分けることは聞き上手なモテる男性が例外なく行っていることの一つといえます。
- 自分にあった表情や仕草を自然にできる
- 「嫌なことをしない」という引き算がうまい
- 相手の話に「カットイン」しない
- 「ながら聞き」をしない
- オープン・クローズドクエスチョンを巧みに使い分ける
練習をして聞き上手になろう!日常で練習できる方法7選
カウンセラーは話を聞く訓練を積み重ねます。つまり、話の聞き方というのは自然に身につくものではなく練習をしながら身につけていくものであるといえるでしょう。
日常生活で簡単にできる練習方法を紹介するのでぜひ実践してみてください。
聞き上手になる練習①表情やしぐさを意識しながら褒める
褒めるというのは簡単なようでなかなかできません。日ごろから褒める習慣ができていないと、いざやろうと思っていてもなかなか自然に行うことは難しいです。
例えば、あなたが上司だったとして、新入社員が「やる気がでなくて仕事ができない」と言ってきたらどうでしょうか。「甘ったれんな!」とつい言ってしまいそうになることもありますよね。
しかし、こんなことを上司の自分に話すというのはなかなか出来ることではありません。そう考えると「話しにくいことを素直に話してくれる君は本当に正直な人だね」と褒めてあげることができます。
このように、どうしても否定から入りたくなるようなことが日常生活で出てきたらこれはチャンスだと思ってください。そういうときこそ相手を褒めるのです。最初はなかなか誉め言葉が出てこないかもしれないけど、慣れるとすらすら出てきます。
その時は、表情やしぐさなども意識してください。
「君は本当に正直な人だね」という言葉は一歩間違えると皮肉になってしまいます。皮肉か褒めているかを分けるのは表情としぐさです。聞き上手なモテる男性は表情としぐさが大事だと言いましたが、まさにこのような局面で重要になってきます。
聞き上手になる練習②要約とオウム返し
カウンセリングに利用される技法に要約とオウム返しというものがあります。要約とは相手の話した内容をその名の通り要約することで、オウム返しとは相手の言った言葉をそのまま返すことです。
要約は比較的簡単で、相手の話した内容を自分の理解を交えて伝え返します。
例えば以下のような話を相手がしてきたとしましょう。

なんかたまたま彼氏のスマホにメッセージがくるのを見ちゃって、その内容が『また飲みに行こうね』みたいな内容なの。
もうこの時点でありえなくない?
でも、なんかここで突っ込んだら逆切れしそうだし聞こうかどうしようか迷ってるうちにタイミングを失っちゃったの。
女と二人で飲みに行くってどういう神経してるのかわからない。もっと誠実な人だと思ってたのに本当はただの浮気男かもしれない。
私が本命かどうかもわからないよね。私が浮気相手って可能性もあるし。
このように長い話をされたら、聞き上手になる為のチャンスです。相手の話の要点を要約して自分の理解であっているのかを確認してみましょう。例えば以下のような返答が要約できている例です。

スマホに自分以外の女からメッセージが来て、彼のことが急にただの浮気男に見えてきちゃったのか。
確かに自分が浮気相手って可能性もあるし、そういうところまで考えが広がっちゃったんだね。
でも、それを直接伝えると逆切れしそうでこわいのね。
このような返答を日常生活でも練習してみましょう。これは、相手の気持ちの確認にもなりますし、ちゃんと聞いていたよというメッセージにもなります。
オウム返しは相手の言った言葉をそのままこちらも言うことです。これはいろいろな感情が詰まったセリフだと考えられるものを見つけたら、それをそのまま返します。
うまくいった場合は相手が更にそのことについて詳しく話をしてくれます。
上記の例でこちらが返答した後に以下のように言ったとしましょう。

A子
もう世界中の人を信じられなくって、ひとりぼっちな感じ
ひとりぼっちという言葉に、感情が詰まってそうなのでそれをオウム返しします。
ひとりぼっち……?

B男
上のような感じです。うまくいくと次のようになるでしょう。

A子
だってそうじゃない!?ずっと信じてた人に裏切られたらいつだれが裏切るからわからないじゃん!
感情が出てきたらうまくいったといえます。まずは日常生活の中で相手の感情が詰まっていそうな言葉を探してみる練習をしてみましょう。それがうまく見つけられるようになったら実際にオウム返しをしてみるとよいです。
このように、要約やオウム返しを自然に使えるようになると聞き上手なモテる男まであと一歩です。
聞き上手になる練習③はっきりとしゃべる
こちらの滑舌が悪いと、相手はこちらの言っていることが理解できなくなり非常にストレスを感じます。それだけではなく、滑舌が悪くぼそぼそしゃべってしまうと非常に嫌な印象を与えてしまうことでしょう。
電車の中で電話をしている人を見たことはありませんか?
イライラした人もいることでしょう。電車の中でおしゃべりをしている人はよく見ますが、電話で話された方が不快感を覚えやすいです。
これはなぜかというと、話の内容を聞き手が理解できないのが理由だといわれています。人間は本能的にわからないものにストレスを感じやすいです。
滑舌が悪いと、相手が聞こえない内容が増えてしまい理解を困難にさせます。このような状態は聞き手に非常に大きなストレスを与えますので、「ボソボソ話す」「滑舌が悪い」といわれたことがある人は、滑舌をよくする練習を行っていきましょう。
聞き上手になる練習④自分の主張をこらえる
聞き上手なモテる男の特徴にも書きましたが、とにかく相手の話を最後まで聞くというのは重要です。カットイン癖がある人は、まず相手の話にカットインすることをやめるのはモテるための必須条件だと断言できます。
相手の話を最後まで聞くのに重要なのは自分の主張をこらえることです。ただ、カットイン癖がある人は自分がカットインしていることにも気が付いていないことが多いので、まずは相手の話に割って入っているタイミングを意識してみましょう。
自分が話に割り込んでいることに気が付くようになったら、次は自分の主張をしたいのをぐっとこらえて相槌に変えてみてください。「いや」「でも」「俺は」と何か言いたくなった時ほど相槌が重要です。
日常生活で、反論や主張を相槌に変える練習を積み重ねていくと聞き上手なモテる男性になることができます。
聞き上手になる練習⑤相手の立場になって聞く
「俺の時は」のように、自分の立場や主張で話をさえぎってしまうのは避けたほうがよいでしょう。聞き上手になるための基本中の基本は「相手の立場になって聞く」ということです。
「相手の立場になる」とは分かりやすく言うと、「自分だったらそうは思わないけど、この人だったらこう思うんだな」と想いを馳せることです。自分から見たらどう考えても誤った選択だと思うこともあります。
「誤りを正そうとすること」は、自分の立場を押し付けがちになってしまいます。聞き上手になり相手を受け止めるということは、自分の正義を相手にも求めないことです。
この練習方法は「絶対にそれじゃあ失敗する」と思っていることでも、一度話を最後まで聞いて、もし主張があるのならば時間をおいてから話すことです。とにかく一度我慢して話を持ち帰ることは聞き上手になるための良い練習になります。
聞き上手になる練習⑥話を具体的に聞く
話題が続かないとよく言う人はこれができていない可能性が高いです。具体的に聞けていない例を挙げてみましょう。
昨日は何してたの?

B男

A子
一日お家でゴロゴロしてたよ。
へーそうなんだ……。

B男
話題が続かないという人はこのようなパターンに陥ってはいないでしょうか?
話を具体的に聞くときは、「ゴロゴロ」という言葉に注目することです。ゴロゴロしていると聞いて思い浮かべるのはベッドの上でダラダラしている様子ですが、休みだからといって一日中そんなことをしている人はいるのでしょうか。
食事もするでしょうし、スマホだっていじるかもしれません。何もしないでベッドの上で虚空を見つめているのは現実的ではないですね。
では次は具体的に聞けている良い例です。
昨日は何してたの?

B男

A子
一日お家でゴロゴロしてたよ。
へースマホとかも見ないでゴロゴロしてた感じ?

B男

A子
スマホは見てたよ!最近すごいはまってるアニメがあってさー、〇〇っていうんだけど、知ってる?
あー!あれめちゃいいよね!僕も全話一気に見ちゃったよ!

B男
このように、曖昧な言葉を具体的に聞くことによってその後の話に広がりが出てきます。上の例でもこの後アニメの話で盛り上がりそうですよね。
練習方法はとにかく日常生活で曖昧な言葉を見つける練習をすることです。相手が曖昧な言葉を使ったと思ったときに、拾い上げてみましょう。
聞き上手になる練習⑦間を大切にする
聞き上手なモテる男性は圧倒的に間の使い方がうまいです。逆に聞き方があまり上手でない人は間を避けるあまり勢いよくしゃべりすぎる傾向があります。
人にはそれぞれ持っている「スピード」があります。もともとゆっくりな人にスピード感をもって話しかけてしまうと、それだけで「全然話を聞いてくれない」と感じてしまうものです。
相手の間はもしかしたら考えている時間かもしれません。相手の状態によく目を向けて、適切なスピードを心がけるというのは、聞き上手なモテる男性の必要なスキルなので身につけるようにしましょう。
練習方法は、日常生活の会話の中に間を取り入れてみることです。3-5秒位の間は会話の要所要所において必要です。間を恐れず適切に取り入れてみましょう。
- 話すときに表情や仕草を意識してみる
- 長い話をされたら要約してみる
- 感情のこもっている言葉を見つけてオウム返ししてみる
- 滑舌をよくする
- 自分が「カットイン」しているタイミングに気づく
- 主張したいときは時間をおく
- 相手の話の中に「曖昧な言葉」を見つけて具体的に聞く
- 意識的に間をとってみる
まとめ
聞き上手でモテる男の特徴や、聞き上手になるための練習方法を紹介しました。モテるかどうかは顔で決まると思いがちですが、女性は「顔」よりも「温かみ」のある男性を求めているということが分かりました。
温かみがある男性とは、共感力が高く自分を受け止めてくれる男性のことだと解説しました。そして「共感力が高く受け止めてくれる」と思わせる要因は聞き上手であることなのです。