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家庭用(自宅用)サウナって一体なにが魅力的なの?選び方のポイントはあるの?
昨今のサウナブームの影響で自宅でもサウナを楽しみたい方が増えています。
そのためネットで家庭用(自宅用)サウナを検索すると種類がたくさんあってどれを選べば良いのかわからない方が多いのではないでしょうか?
サウナが好きという安易な気持ちで高価な家庭用(自宅用)サウナを購入してしまうと、ランニングコストが思ったよりかかるなど後悔する可能性が高いです。
そこで今回の記事では家庭用(自宅用)サウナの魅力やデメリットを解説します。
魅力やデメリット以外にも後悔しない選び方やおすすめのサウナのタイプを6つ紹介するので、家庭用(自宅用)サウナをこれから選ぼうとしている方にもおすすめの記事となっているので、ぜひ最後までご覧ください。

家庭用(自宅用)サウナは高価な買い物なので後悔しないようにしましょうね。
目次
家庭用(自宅用)サウナの魅力とデメリット

ここでは家庭用(自宅用)サウナの魅力とデメリットを紹介します。
家庭用(自宅用)サウナの魅力
まずは、家庭用(自宅用)サウナの魅力的なポイントを3つ紹介します。
家庭用(自宅用)サウナの1番の魅力は「人目を気にせず好きな時間・場所でととのえる」ですがそれ以外にも魅力があります。それぞれ確認していきましょう。
人目を気にせず好きな時間・場所でととのえる
公共のサウナ施設では「リラックスしたいけど、混雑や周りの目が気になる」悩みがありますが、家庭用(自宅用)サウナならそのような心配はありません。
利用するのは自分一人のため、好きな場所に座り、好きな体勢でリラックスできるので、人目を気にする必要がないのです。
また、好きな時間に利用できるため、仕事帰りの深夜や早朝の時間帯でも、自分のペースでリラックスできます。

家庭用(自宅用)サウナなら完全プライベートな空間で心も体もリフレッシュできますよ。
好きなものを持ち込める
公共のサウナ施設では持ち込みの制限がある施設がほとんどですが、自宅のサウナなら制限はありません。
例えば、お気に入りのアロマオイルや、リラックスできる音楽、読書したい本など、自分だけの特別な時間を演出するアイテムを自由に持ち込めます。
「今日はストレス解消のためにアロマを楽しみたい」「好きな音楽を聴きながらリラックスしたい」など、ふと思いついた方法でリラックスが可能です。
また、サウナ内での水分補給も自由なため、健康的なハーブティーやフルーツジュースなども楽しめます。

お気に入りのアロマを持ち込むといつもよりリフレッシュできますよ。
家族・友人と楽しめる
自宅にサウナを設置すると家族や友人と一緒にサウナを楽しめます。
公共のサウナ施設では男性と女性で空間が分けられており、一緒にサウナを楽しめません。
一方で、家庭用(自宅用)サウナなら男女の区別がなく、同じリラックス空間を家族・友人と一緒に楽しめます。仲の良い友人を招いてサウナパーティーを開くこともできますよ。
さらに、自宅のサウナなら周りの目を気にすることなく、プライベートな空間でゆっくりと会話を楽しめるのも魅力です。

サウナ好きなら家族一緒にととのってみたいですよね。
デメリットも知ろう
家庭用(自宅用)サウナはとても魅力的ですが、もちろんデメリットもあります。
サウナが好きだからという単純な理由で自宅に作ってしまうと後悔する可能性が高いです。デメリットをしっかり理解して家庭用(自宅用)サウナを設置するか決めましょう。
初期費用が高い
家庭用サウナ(自宅用)の一番のデメリットは、「初期費用が高い」です。
自宅にサウナを設置するためには、設備の購入費用や設置工事費用が必要で、高品質な家庭用サウナの価格は、数十万円から数百万円に及ぶことがあり、初期投資としてはかなりの負担となります。
- 屋内型:40万円~
- お風呂場リフォーム:120万円~
- 自宅をリフォームして埋め込み:400万円~

本格的なサウナを検討する場合これくらいの費用がかかります。
また、設置には専門的な知識と技術が必要なため、工事費用も通常のリフォームよりも高いことに加え、電気代や水道代など、サウナを運用するためのランニングコストも必要です。
「初期費用が高いから、気軽に導入できない」という点は、多くの人にとって大きなハードルとなりますが、長期的に見れば毎日サウナに通うよりも安くなることや、健康に投資できるため費用と効果をしっかり検討しましょう。
家庭用サウナを検討する際は、初期費用だけでなく、ランニングコストや効果も含めた総合的な視点で判断することが求められます。

設置費用だけでなく電気代などのランニングコストもしっかり確認しておきましょう。
設置場所が限られる
自宅にサウナを設置するには十分なスペースが必要となります。
特にマンションやアパートなどの集合住宅に住んでいる場合、設置可能な場所が限られることや、そもそも設置できるスペースがない可能性があります。
また、設置場所によっては電気や水道の配管工事が必要になる場合もあるので、必ずオーナーや管理会社に確認しましょう。
さらに、サウナは高温・高湿なため設置場所の換気が必要です。換気が不十分だと、湿気でカビなどが発生する可能性があります。
庭付き一戸建てに住んでいる方は設置場所にはあまり困りませんが、マンションやアパートなどに住んでいる方は設置場所がかなり限られるので注意が必要です。

マンションやアパートなどの賃貸に住んでいる方はトラブルを避けるためにも必ずオーナーや管理会社に設置の許可を貰いましょう。
温まるまで時間がかかる
公共のサウナ施設なら到着すればすぐに高温のサウナに入れますが、家庭用(自宅用)サウナは温度が上昇するまである程度時間が必要です。
特に、電気式や木材を燃料とするタイプのサウナでは、設定温度に達するまで30分以上かかることもあり、仕事帰りなどで「すぐにリラックスしたい」と思っているときは、大きなデメリットに感じます。
さらにサウナを温める時間が長いと電気代もその分多くかかってしまうので、サウナを温める時間の電気代のランニングコストも考慮して設置を検討しましょう。

家族がいる方は仕事帰りに合わせてサウナを準備しておいてもらえますよ。
家庭用(自宅用)サウナの後悔しない選び方

ここでは家庭用(自宅用)サウナの後悔しない選び方を解説します。
家庭用(自宅用)サウナを勢いで買って後悔される方は多いです。後悔しないためにも種類や目的などそれぞれ確認していきましょう。
種類・目的から選ぶ
家庭用(自宅用)サウナはさまざまな種類があり、目的別に選ぶことが大切です。
とにかく費用を安く抑えて、簡単なサウナが自宅に欲しい方は「サウナ傘」を利用すれば数千円あれば自宅のお風呂場がサウナに早変わりします。
逆に本格的なロウリュウ機能も欲しくて予算が高い人は数百万かけて自宅をリノベーションし、埋め込み型のサウナを設置するのがおすすめです。
家庭用(自宅用)サウナは種類がたくさんあり、目的と予算にあった種類のサウナを選びましょう。
費用を確認する
購入前に予算をしっかり決めて費用が予算内に収まるように購入しましょう。
サウナは基本的にお金をかければかけるほど機能性や品質が上がり良いものになります。
そのため予算をしっかり設定しておかないと、ついつい値段が高くて良いものに目移りしてしまいます。
家庭用(自宅用)サウナの相場の目安は以下になります。
- サウナ傘:数千円
- ドームサウナ:5〜30万
- テントサウナ:5〜30万
- 屋内サウナ:50〜200万
- バレルサウナ:100〜150万
- 埋め込み方サウナ:500万〜
自分の予算に合わせて適切なサウナを選びましょう。
維持費やメンテナンス性も確認!
サウナは本体の料金だけでなく維持費が購入後かかり続けます。
維持費を考えて購入しないと、想像していた以上に出費がかか後悔する可能性が高いです。
- 電気代:月4,000円ほど(1時間60円で毎日2時間使用)
- 塗装代:1,000〜5,000円ほど(2年に1度ほど)
- 電気ストーブ:数万〜数十万(10年に1度ほどで交換)
上記の費用が発生することを意識して購入しましょう。
また、メンテナンス性が高く、使用後は拭くだけで済むようなものを購入しないと、折角ととのって気持ちよくなったあとに面倒な掃除をするはめになります。
メンテナンスをさぼるとカビ発生の原因となり、長く使い続けられません。
家庭用(自宅用)おすすめ6選!
ここからは実際におすすめのサウナを種類別に6つ紹介します。
どれもおすすめのサウナなので迷ったらこの中から選びましょう。
サウナ傘|自宅のお風呂がサウナに早変わり
サウナ傘を使えば簡単に自宅のお風呂を簡易的なサウナに変えられます。
「サウナ傘」はお風呂に入って傘をさすことで湯船からでる湯気が傘の中に残り擬似的なサウナ状態にできるアイテムです。
値段が数千円〜と安く、通常の傘と同じで折り畳めばかなりコンパクトになるので保管場所にも困りません。
自宅でサウナ気分を味わいたいだけなら「サウナ傘」はおすすめです。
メリット | デメリット | 値段 |
---|---|---|
値段が安い 収納に困らない 捨てるのも簡単 | 壊れやすい サウナとしての効果は薄い お風呂に湯を張らないと使えない | 数千円〜 |

自宅でサウナ気分を味わいたい程度なら傘サウナで十分ですよ。
ドームサウナ|サウナが息苦しくて苦手な方におすすめ

「ドームサウナ」は通常のサウナとは違い、寝転がって筒状のサウナに体だけ入るサウナです。
体だけがサウナの中に入るので、サウナは息が苦しくて苦手という方でも顔は外に出ているので息がしやすく快適にサウナを楽しめます。
そして体を集中的に中から温めるので脂肪が燃えやすく、サウナをダイエット目的で利用している方にもおすすめです。
また、布団ほどのスペースしかとらないので狭い部屋でも設置ができます。
メリット | デメリット | 値段 |
---|---|---|
呼吸がしやすい ダイエットに効果的 場所をとらない | 体だけしか温まらない 寝た状態でしか使えない | 5〜30万円 |

サウナが息苦しく感じて長く入っていられない方におすすめですよ。
テントサウナ|ベランダ・庭に簡易設置できる

「テントサウナ」は自宅の庭やバルコニーに簡単に設置でき値段も安いため、初心者におすすめの家庭用(自宅用)サウナです。
種類も豊富で4〜5人ほどの小さなサイズから10人以上入れる大きなサイズまで展開が豊富で友人や家族と一緒に気軽にサウナを楽しめます。
メリット | デメリット | 値段 |
---|---|---|
値段が安い 持ち運び・設置が楽 手入れが簡単 | 壊れやすい 風に弱い 狭い | 5万〜30万円 |

家庭用(自宅用)サウナ初心者の方はまずはテントサウナから始めましょう。
据え置き型サウナ|屋内に設置可能

「据え置き型サウナ」はボックス型サウナとも呼ばれ、自宅にスペースがあれば基本的に工事なしで設置できるのが特徴です。
自宅で組み立ててコンセントを挿せばすぐに使える、簡単設計の商品も販売されています。
また、据え置き型サウナは「ドライサウナ」「遠赤外線サウナ」の2種類が主流で、ドライサウナは高温を実現できますが値段が高く、遠赤外線サウナは60度程度までしか温度が上がらず、暑いサウナが欲しい方には物足りない可能性があります。
一方で簡易的な作りから中から熱気が漏れ出し、部屋が暑くなるという声もあるので、購入時は商品の口コミなどをよく参考にしましょう。
メリット | デメリット | 値段 |
---|---|---|
本格的なサウナが自宅で楽しめる 設置が簡単 種類が豊富 | 金額が高い 維持費がかかる | 50万〜200万円 |

自宅にスペースが余っている方は据え置き型サウナは満足度が高く種類も豊富なのでおすすめです。
参考:自宅用サウナ・家庭用サウナ(屋外・屋内)について|サウーナ
小屋サウナ|庭・DIYでも可能

「自分好みのサウナをDIYで作りたい!」方には小屋サウナがおすすめです。
小屋サウナは組み立ての難易度それほど高くなく、DIYが可能なため自分で組み立てれば費用を安く抑えられます。
また、自分の好きなようにカスタマイズできるのも小屋サウナをDIYするメリットで、ベンチの高さや配置など自分の思うがままの空間を作れます。
屋内サウナの場合は自宅の中にスペースが必要なため設置場所の確保が難しかったですが、小屋サウナは屋外のため敷地さえ確保できればすぐに建てられるのも大きなメリットです。
メリット | デメリット | 値段 |
---|---|---|
オリジナルのサウナが作れる 後から改造できる 開放感がある | 庭が必要 法律の規制がある 完成まで時間がかかる | 100万〜300万円 |

DIYで後から拡張したりできるのもメリットですね。
バレルサウナ|ロマン溢れる

バレルサウナは樽を横向きにしたような円筒型のサウナで、木の温もりを感じつつ見た目が「ロマン溢れる」サウナです。
バレルサウナはその形状から温まるのが早く室内の温度が均一になりやすいことや、耐久性が高いことがメリットです。
一方、殆ど木でできているため外気温の影響を受けやすく、極寒の地域ではストーブを最大出力にしても室内が暖まらないケースがあるので注意が必要です。
メリット | デメリット | 値段 |
---|---|---|
木の温もりを感じられる 耐久性が高い 温まるのが早い | 値段が高い 外の気温の影響を受けやすい | 100万〜200万円 |

バレルサウナはロマン溢れる形状から男性に人気です。
まとめ
今回の記事では、家庭用(自宅用)サウナの魅力とデメリットについて紹介しました。
家庭用(自宅用)サウナは好きな時間に完全にプライベートな空間で「ととのう」ことができるのが最大の魅力ですが、設置費用が高く電気代などのランニングコストがかかり続けるなどのデメリットもありました。

サウナが好きという理由だけで購入すると後悔する可能性が高いですよ。
そのため、まずは数千円から始められる「傘サウナ」や数万円ほどの「テントサウナ」から始めてみるのがおすすめです。
自分の目的や予算に合わせて後悔しないサウナ選びをしましょう。